2018年1月17日にアクティビア・プロパティーズ投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり9,255円のところ9,346円で着地しました。
物件を高値で取得スタイルだが、物件自体のポテンシャルは高い

2017年11月期は特に外部成長の動きはありませんでした。規約に定める資産運用の基本方針等に基づき、ポートフォリオの維持・向上を継続し、2017年11月期末時点の本投資法人の保有資産合計は39物件(取得価格合計407,920百万円)、総賃貸可能面積は370,296 ㎡(112,013坪)となっています。
このサイトでも紹介している三鬼商事㈱のオフィスビルレポートで賃貸オフィス市場が公表した都心5区(千代田区、港区、中央区、渋谷区 及び新宿区)の平均空室率が2016年7月以降3%台で推移し、2017年11月末時点では3.03%まで低下する等、引き続き需給が逼迫した状況であり、賃料水準については2017年11月までで47か月連続で上昇していたため良好な市況が続きました。また、東京以外の主要都市においても、空室率の低下と賃料水準の上昇基調が続き、堅調さを維持しています。このアクティビア・プロパティーズの運用物件はオフィスビルと商業施設で構成されていますが、どちらも築年数は浅く立地についても魅力的な物件が多いのですが、ついついNOI利回りの低さが目立ちがちです。物件の入れ替え戦略を打ち出さない限りは物件の売却損が配当可能利益を圧迫する可能性は低いと思われるので引き続き人気が出そうな銘柄ですね。
DSCRは12.55%と支払利息負担が抜群に低い

2017年11月期においては、返済期日が到来した借入金の返済のため、2017年6月に12,000百万円、2017年9月に 5,000百万円の借換えを行い、引き続き金利コストの低減及び有利負債の返済期限の分散等を図ることにより財務基盤の安定性維持に努めました。2017年11月末時点における有利子負債残高は196,150百万円(借入金180,150百万円、投資法人債16,000百万円)となっています。また、LTVは、2017年11月期末時点で46.0%と2017年5月期と変わらず、長期比率94.9%、固定金利比率92.8%となっています。 格付けはJCRからAA(安定的)評価を受けていますが、格付けに変更はありません。DSCRも12.55%と高く、有利子負債利子率も0.6%台なので金利水準も大きな変動は無いので資金調達環境は問題無かったようです。
