2018年10月17日にオリックス不動産投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり3,300円のところ3,489円で着地しました。
とうとうNOI利回りが5%に乗ってきた

2018年8月期は、2018年4月に「ホテルユニバーサルポート」(取得価格34,000百万円)を取得しました。投資法人では、オリックスグループの専門性と全国ネットワークをORIXシナジーとして活用し、投資法人の資産運用会社であるオリックス・アセットマネジメント㈱によるダイレクトPMを通じた物件の競争力向上やテナントリレーションの強化を図るとしています。投資法人の保有する不動産関連資産の稼働率は、2018年8月末において99.4%と高稼働を維持しています。結果、2018年8月期の実績として営業収益23,754百万円、営業利益11,124百万円、経常利益9,643百万円、当期純利益9,629百万円を計上しました。
ダイレクトPMとはAM会社がリーシングや物件のバリューアップを含むPM(プロパティ・マネジメント)業務の補完を行うことです。これはケネディクス系投資法人のAMやいちご系投資法人も同様のことを行っているので特にシナジーでも何でもないんですけどね。PM会社からすると余計に口を挟む人が1人増える訳なので迷惑な話です。それでもスポンサーグループ内で行っていれば問題ありませんが、利害関係の無いPM会社を使っていると嫌がられることも多いです。
格付けはS&P・R&Iとも安定的

資金調達の面では、「ホテルユニバーサルポート」の取得資金として、2018年3月13日に公募による新投資口の発行(投資口数76,190口、発行価額総額11,880百万円)を行うとともに、2018年4月11日に第三者割当による新投資口の発行(投資口数3,810口、発行価額総額594百万円)を行いました。また、期限の到来した既存の借入金の返済資金に充てるため2018年3月に4,000百万円、2018年4月に 5,500百万円、2018年8月に3,000百万円の長期借入を行い、投資法人債の償還資金に充てるため2018年7月 に5,000百万円の投資法人債を発行しました。結果として、2018年8月期末時点における借入残高は273,517百万円、投資法人債残高は14,500百万円、有利子負債残高は288,017百万円となり、LTVは42.8%、LTV(出資総額ベース)は46.2%、固定金利比率は92.8%、長期負債比率は88.5%となりました。
