2017年11月15日のジャパンリアルエステイト投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり8,810円のところ9,096円で着地しました。
前期取得物件により賃貸事業利益率は向上

2017年9月期の賃貸オフィス市場は上記のような環境であり、きめ細かいリーシングを通じて稼働率の維持向上に取り組んだ結果、2017年9月期末の稼働率は99.1%となり、期末稼働率としては過去最高水準であった前期末(2017年3月31日)の98.8%を上回り、且つ月次の実績においても過去最高水準の稼働率を達成。
一方外部成長では、2017年9月1日に、既存保有物件の持分買い増しとして、汐留ビルディング(東京都港区)の信託受益権の準共有持分5.0%を10,530百万円で追加取得し、ジャパンリアルエステイト投資法人の準共有持分は50.0%から55.0%となっています。
上記の結果、2017年9月期末において、保有する運用資産はオフィスビル69物件、取得価格の総額955,253百万円、総賃貸可能面積839,035㎡(約253,808坪)、テナント総数1,490となりました。
LTVは若干上昇したもののDSCRは上昇

2017年9月期の資金調達は手元資金を活用して借入金の残高を削減したほか、汐留ビルディングの信託受益権に係る準共有持分5.0%の追加取得に伴う借入を実施しました。また、総額500億円のコミットメントラインについて、契約期限の1年間延長を実施しました。このような取り組みの結果、2017年9月末の有利子負債残高は前期末比6,500百万円増の375,500百万円となり、内、長期借入金は311,000百万円(1年内返済予定の長期借入金36,000百万円を含みます。)、短期借入金は34,500百万円、投資法人債は30,000百万円(1年内償還予定の投資法人債10,000百万円を含みます。)となりました。総資産に占める有利子負債の比率は41.4%となっています。
稼働率向上は良いニュースですね。オフィスは外部成長が特に厳しい環境なので内部成長に特に力を注いだのだと思います。外部成長は今は既存物件の持分取得で考えているようなので慎重で安定的な運用を引き続き進めつつ、チャンスがあればどでかい物件を取得してくれると思います。
