2018年3月16日にスターアジア不動産投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり4,039円のところ4,077円で着地しました。
メザニンローン債権投資はJ-REITに根付くのか?

2018年1月期末の資産規模は75,354百万円(合計23物件)ですが、2度の資産の入替え及び第3期中に実施した第1回目の公募増資等による物件取得によるものです。なお、第5期(2018年7月期)期初を払込期日として実施した第2回目の公募増資により6物件を取得し、資産規模は86,097百万円(合計29物件)へと拡大しています。 2018年1月期においては、第3期において公表した資産の入替えに伴う物件売却の一部を実行し、売却益を投資主へ還元するとともに、将来の1口当たり分配金の安定化のために一部を内部留保しました。
また、2018年1月期において実行したメザニンローン債権投資は、2案件(取得価格総額734百万円)であり、自己資金の有効な活用先として、収益機会の多様化を図ることができ、投資法人の不動産ポートフォリオ全体の償却後の利回りを超える収益が実現できる投資と位置づけています。
物件ごとの特性を勘案したリーシング戦略に基づき、リーシングエージェントと協働した リーシング活動に注力しました。2018年1月期末現在における運用資産(取得価格の合計75,354百万円)の稼働率は運用開始以来最高の97.8%となっています。
上記の運用の結果、スターアジア不動産投資法人は2018年1月期の実績として営業収益3,194百万円、営業利益2,051百万円、経常利益1,876百万円、当期純利益1,802百万円を計上しました。 分配金は、不動産等売却益771百万円が発生したことから、分配金水準に配慮する一方、将来の1口当たり分配金の安定化のため、利益分配金(利益超過分配金は含みません。)については当期純利益のうち113百万円については内部留保され、結果1口当たり利益分配金は4,077円となっています。
DSCRが高く抜群に金利負担は少ない

主として物件の新規取得のために資金余力に配慮したLTVコントロールを行っており。運用ガイドラインにより、LTVは原則として60%を上限としています。2018年1月期においては、2017年8月のオーク南麻布(準共有持分の51%)の売却に伴い、借入金の一部返済(990百万円)を行うとともに、第3期(2017年7月期)中の物件取得等に伴い発生する消費税還付金等を原資として 期限前弁済(390百万円)を行い、2018年1月期末現在の借入残高は37,350百万円となり、LTVは45.5%となりました。
