2018年10月12日にヒューリックリート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり3,570円のところ3,643円で着地しました。
賃貸事業利益率の改善が必要

2018年8月期において、2018年3月にヒューリック銀座7丁目ビル、同年6月にヒューリック志村坂上及びヒューリック東上野一丁目ビル隣地通路(取得価格合計18,564百万円(百万円未満四捨五入))を取得し、同年4月にリーフみなとみらい(底地)の準共有持分の一部を譲渡しました。その結果、2018年8月期末現在において投資法人が保有する物件は46物件、取得価格の合計は271,484百万円(百万円未満四捨五入)となりました。また、2018年8月期末現在におけるポートフォリオ全体の稼働率は99.8%となっています。
またヒューリックリート投資法人は、2018年に実施されたGRESBリアルエステイト評価において、環境配慮やサステナビリティに関する取組みについて「マネジメントと方針」及び「実行と計測」の両面で共に高い評価を受け、2年連続で「Green Star」を取得し、同時に「GRESBレーティング」においても、2年連続で上位から2番目の評価である「4スター」を取得しました。
また、ヒューリックリートは、DBJ Green Building認証の取得についても継続的に取り組んでおり、「御茶ノ水ソラシティ」、「ヒューリック虎ノ門ビル」、「虎ノ門ファーストガーデン」、「大井町再開発ビル1号棟」及び「大井町再開発ビル2号棟」に関して当該認証を取得しています。更に、2018年6月には「ヒューリック虎ノ門ビル」について、非住宅建築物の省エネルギー性能を評価する公的制度であるBELS評価を取得しました。
上記の運用の結果、当期の営業収益は8,101 百万円(前期比 1.0%減)、営業利益は4,576百万円(前期比3.3%減)、借入金に係る支払利息等を控除した後の経常利益は4,044百万円(前期比4.1%減)、当期純利益は 4,043 百万円(前期比 4.1%減)となりました。
LTV43.5%と平均的な水準

財務面については2018年8月期において、短期借入金3,960百万円の借換えのほか、資産の取得資金に充当するため2018年6月に7,550百万円の資金を短期借入金により調達しました。その後、同年8月に第4回投資法人債7,000百万円を発行し、当該短期借入金の一部(7,000百万円)の返済資金に充当しました。その結果、2018年8月期末の有利子負債残高は123,400百万円(短期借入金4,510百万円、1年内返済予定の長期借入金13,130百万円、長期借入金93,760 百万円、投資法人債12,000百万円)となり、LTVは43.5%となりました。
JCRの格付けも引き続きAA-(安定的)の評価を受けていますが、引き続き変更無しです。また、コミットメントラインも100億円で設定しているため安全性は特に問題ありません。
