2017年8月17日のフロンティア不動産投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり9,800円のところ10,022円で着地しました。
懸念していた後継テナントの誘致に成功

2017年6月期は外部環境の下、フロンティア不動産投資法人は当期も安定的かつ強固な収益基盤を構築すべく運用を行い、ポートフォリオの質と収益性、安定性の維持向上に努めました。また保有している「TSUTAYA BOOK STORE TENJIN」において2017年10月27日付で現テナントが退去することに伴う後継テナントの誘致活動に取り組み、新規テナントと新たに賃貸借契約を締結しました。
2017年6月期末で所有する不動産等は32物件、取得価格の合計は2,890億円となっています。ポートフォリオ全体の賃貸状況については、信用力の高いテナントとの長期固定の賃貸借契約を中心とした安定的なポートフォリオを維持しており、稼働率は100.0%となっています。
LTVの算定は独自なので注意

既存の短期借入金及び長期借入金の借換えを行いました。この結果、当期末日現在の借入残高は短期借入金3,000百万円、長期借入金80,400百万円及び本投資法人債券3,000百万円の合計86,400百万円となっています。なお、決算短信では2017年6月期末の有利子負債比率は28.8%となっていますが、フロンティア不動産はLTVをよく見せるため有利子負債から担保に差し出している物件の現預金を引いて算出しています。他のJ-REIT銘柄でこんな算出はしていないので比べる場合はご注意下さい。差し引かず計算した場合のLTVは31.4%です。それでもJ-REIT全銘柄のなかでも最低水準であることに変わりはありません。
前日のジャパンエクセレント投資法人と同様にしっかり利益を分配金に回してくれている投資法人なので個人的には好きな銘柄です。コミットメントラインの金額もジャパンエクセレントと同様の150億円です。でも変動賃料が有る分フロンティア不動産投資法人の方が成長性が有りそうです。2017年7月31日には「スーパービバホーム座間店・スーパー三和 座間東原店(底
地)」を自己資金で取得しているところもポイントですね。まぁこちらは底地なので変動賃料は無いですけど。
