2018年8月17日にマリモ地方創生リート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり3,425円のところ3,441円で着地しました。
尚、利益超過分配金が459円が含まれています。
水道光熱費の削減は〇

2018年6月期においては、2018年1月23日にスポンサーである㈱マリモよりMRRくまもとを含む合計7物件(取得価格の合計7,700百万円)を新規に取得しました。また、全物件において、本産運用会社とプロパティマネジメント会社である㈱マリモの各拠点との一体的なプロパティマネジメント業務の推進を通じて、各地域の特色を踏まえたリーシング活動や個別物件の特性・稼働状況を踏まえたテナント募集条件の設定などを行い、さらに、レジデンスの水廻り設備及びデザイン性・耐久性に優れた床材へのバリューアップ工事をテナント入替時に実施し、また、宅配ボックスの新規設置などといった機能性・利便性等の向上に取り組み、保有資産の競争力の維持・向上に向けた運用を行いました。この結果、2018年6月期末における投資法人の保有資産(25物件、取得価格の合計24,525百万円)の稼働率は98.3%、期中平均稼働率は98.4%となりました。また、コスト削減については、アルティザ博多駅南にて電力供給会社の切替えによる水道光熱費の削減、環境への配慮・取組みとして、MRRさせぼ、MRRいとしま及び垂水駅前ゴールドビルにて共用部照明器具のLED化をそれぞれ実施しました。
スポンサーから㈱リビタ離脱はやっぱりダメージあるのでは?

2018年6月期期においては、不動産信託受益権7件の取得に際し、2018年1月22日に一般公募による新投資口の発行により 4,142百万円、2018年2月16日にオーバーアロットメントによる売り出しに伴う第三者割当による新投資口の発行 により196百万円の資金調達を行いました。また、2018年1月23日に4,985百万円の借入れを行い、短期借入金 1,140百万円の期限前弁済を行ったほか、不動産信託受益権7件の取得及び関連費用の一部に充当しました。長期借入金のうち、7百万円について2018年2月1日付で、また、7百万円について2018年5月1日付で、手元資金により約定返済を行いました。この結果、2018年6月末時点における借入金残高は、13,262百万円となり、LTVは、47.8%となりました。
先月のプレスリリースにて㈱リビタが離脱したことでメインスポンサー、㈱マリモからすると資産運用会社に口を出しやすくなりました。ただ、投資家さんからすると物件の供給・情報提供先が失われたことによるデメリットの方が大きいと考えられます。不動産価格は相変わらず高いため多くのJ-REIT、私募ファンドが地方に目を光らせて利回りの合う物件を探しています。その中で地方の掘り出しもの物件を探してくるのは至難の技。見つけたとしても競合と競り負ける結果になるのではないかと考えられます。取得できるまでは粛々と運用コストの削減で乗り切るしかないのではないかと思います。三重銀行やみちのく銀行もスポンサーとして辛うじて残っているので情報提供くらいはして欲しいですね。
