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マリモ地方創生リート投資法人・第6期(2019年6月期)決算・一口当たり分配金は3,494円

マリモ地方創生リート投資法人2019年6月期決算
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2019年8月19日にマリモ地方創生リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり3,455円のところ3,494円で着地しました。
尚、利益超過分配金が9円含まれています。

目次

レンタサイクル・自販機の設置で利益率を上げる作戦は◎

マリモ地方創生リート投資法人2019年6月期決算NOI推移

2019年6月期のマリモ地方創生リートですが、2019年1月4日にスポンサーである㈱マリモよりアルティザ東島田(取得価格700百万円)を新規に取得しました。また、全物件において、資産運用会社とプロパティマネジメント会社であるマリモの各拠点との一体的なプロパティマネジメント業務の推進を通じて、 各地域の特色を踏まえたリーシング活動や個別物件の特性・稼働状況を踏まえたテナント募集条件の設定などを行い、さらに、レジデンスの水廻り設備及びデザイン性・耐久性に優れた床材へのバリューアップ工事をテナント入替時に実施し、また、屋上携帯電話基地局の設置、レンタサイクル設置、自動販売機設置などといった機能性・利便性等の向上及び顧客満足度の向上に向けた運用を行いました。この結果、2019年6月期末における投資法人の保有資産(26物件、取得価格の合計25,225百万円)の稼働率は98.9%、期中平均稼働率は98.6%となりました。

また、コスト削減につきましても、アルティザ上前津にて監視カメラ変更、アルティザ東島田にて電力供給会社の切替え、アルティザ博多駅南、アルティザ博多プレミアにて電子ブレーカー導入による水道光熱費の削減、環境への配慮・取組みとして、MRRデルタビルの空調設備交換、MRRくまもとの駐車場棟照明LED化をそれぞれ実施しました。これらのの結果、2019年6月期の業績は、営業収益1,121百万円、営業利益471百万円、経常利益397百万円となり、当期純利益は396百万円となりました。

外資系レンダーの比率が低めなのは◎

マリモ地方創生リート投資法人2019年6月期決算LTV・DSCR推移

2019年6月期の財務面については、アルティザ東島田の取得に際し、2019年1月4日付に700百万円の借入れを行いました。また、2016年8月1日付にて借入れた長期借入金(トランシェD:借入残高1,432百万円)のうち、7百万円について2019年2月1日付で、また、7百万円について2019年5月1日付で、手元資金により約定返済を行いました。この結果、2019年6月末時点における借入金残高は、13,787百万円となり、LTVは、49.1%となりました。

スポンサーである㈱マリモの拠点が広島ということもあり、借入れシェアの2番手は広島銀行(借入金全体の20.3%)という特殊な投資法人です。1番手は三井住友銀行、3番手は三井住友信託銀行とSMBC系強めのバンクフォーメーションで運用していくものと考えられます。3番手より下位は三重銀行10.1%、福岡銀行9.3%、新生銀行9.2%、中国銀行5.0%、肥後銀行4.1%と続きます。SMBC以外のメガバンクが参画していないことは今後、大規模な資金調達の際にはメガバンクから借入れることも選択肢として採れる余力があると見ることもできます。また、新生銀行やあおぞら銀行といった外資系レンダーの比率も低く抑えているところも大きなアドバンテージだと思います。企業で財務の経験をされた方はよく分かると思いますが、震災や経済悪化などで企業がピンチの時に真っ先に逃げるのはこの2行です。借入シェアを低く抑えるということは逃げ出した場合も直ぐに他のレンダーでカバーできるようにするために必要な戦略です。

マリモ地方創生リート投資法人2019年6月期決算

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