2017年9月13日の三井不動産ロジスティクスパーク投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり5,190円のところ5,346円で着地しました。
うち、利益超過分配金が204円含まれています。
鍵は2018年の大量供給
三井不動産㈱と物流施設事業におけ る戦略的パートナーシップを組み持続的な成長を果たすことで投資主価値の最大化を目指すことを基本方針として、2017年7月期末までの保有9物件(取得価格合計75,510百万円)の運用を着実に行い、ポートフォリオ全体の当期末時点の稼働率は100.0%と良好な稼働状況を維持しています。
もっと外部成長に積極的になるかと思いきや随分と慎重な運用となりました。スポンサーサイドで物件を揃えられなかったことが要因と考えられます。 2018年には大量供給が見こまれているので今、外部成長を図ることが有利なのかどうなのかについては判断が難しい状況であることは推察できます。スポンサーの三井不動産㈱は「MFLPつくば」、「MFLP川口Ⅰ」、「MFLP船橋Ⅱ,Ⅲ」、「MFLP羽田」および「MFLP川崎Ⅰ」の開発に着手しているためこれらは三井不動産ロジスティクスパークの取得対象として検討することになると思います。ポートフォリオを鑑みスポンサーからの取得対象がBTS型であればマルチテナント型の物件を外部から取得する等、物流施設のテナントポートフォリオを意識して成長していくことが必要だと思います。
レンダーからの資金調達準備は十分
2017年7月期においては、2017年1月期に対応する消費税還付金等を原資として借入金のうち3,000百万円を返済しました。その結果、期末における有利子負債の残高は17,000百万円、LTVは21.6%となっています。 LTVは2017年7月期現在の数値はフロンティア投資法人並みに低いレベル。
取得物件さえ見つけることが出来ればすぐにでもレンダーからの借入れが可能な状況に有ります。60億円のコミットメントライン契約も締結済みなので今の財務戦略においては十分といった感じではないかと思われます。
