2018年1月15日に日本プロロジスリート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり4,625円のところ4,668円で着地しました。
BTS型物流施設に暗雲、マルチテナント型が人気

2017年11月期末時点で保有する資産は上記計37物件(取得価格合計516,770百万円)、総賃貸可能面積2,443,505.65㎡であり、稼働率は97.3%と高い水準を維持しています。保有している37物件は、その全てがプロロジス・グループにより開発された物件です。
日本プロロジスリートは物流不動産市場を、生産拠点の海外シフトやサービス産業へのシフト、グローバルな貿易量の継続的拡大等の国内外の経済、産業構造、社会情勢の変化、電子商取引やインターネットを通じた通信販売の拡大及びサードパーティー・ロジスティクス(3PL)事業の市場規模拡大等により、サプライチェーンの再構築が引き続き進行しており。かかる再
構築の結果として、カスタマーのニーズが築年数の古い小型の倉庫からより新しく大型で高機能の物流施設へ移行することのニーズは引き続き高い水準を維持するものと考えているようです。気になるには他方において、近年先進的物流不動産市場への新規参入が相次ぎ、大型のマルチテナント型物流施設の開発及び竣工が増加しているという点。予めテナントのニーズに合わせ物件を建設するBTS型が必ずしも有利でなくなっているというところです。これは倉庫は欲しているがそれほど大規模なものははいらない、つまり大規模な物流施設は繁華街から遠くなってしまうという点が嫌煙されているのだ思います。
2018年も外部成長重視で運用

2017年11月の財務面は新投資口の発行について 新規取得3物件の取得に伴う借入金の返済資金の一部に充当することを目的として、2017年8月7日に公募増資による新投資口の追加発行(143,430口)を実施し、また、同年9月6日にオーバーアロットメントによる売出しに係る第三者割当による増資(7,170口)を実施しました。これにより、新規に33,190百万円の エクイティ資金を調達し、2017年11月期末時点での出資総額は303,950百万円、発行済投資口の総口数は2,056,950口となっています。
新規3物件の取得資金及び関連費用の支払いに充当するため、2017年8月1日付でブリッジローン39,500百万円の借入れを行いました。そして、同年8月8日に短期借入金6,300百万円の借入れを行い、公募増資による手取金と併せて原資とし、ブリッジローンを返済しました。これらの結果、本投資法人の当期 末時点の有利子負債金額は194,500百万円(借入金残高182,500百万円、投資法人債残高12,000百万円)となり、LTVは36.9%となりました。
パイプライン・サポートに基づき、2017年12月15日に新たに5物件(プロロジスパーク古河3、 プロロジスパーク仙台泉2、プロロジスパークつくば1-A、プロロジスパーク京田辺及びMFLPプロロジスパーク川越(準共有持分50%))についてプロロジス・グループから優先交渉権の付与を受けました。その結果、10物件について優先交渉権の付与を受けています。
また今後も、プロロジス・グループは日本において年間400~600億円程度の新規物件を開発していく予定だと発表しています。一応、プロロジス・グループが開発・所有・運営する物流施設のうち投資方針に合致する一定の物件について、AM会社の利害関係人等取引規程に従い適切な取引条件を確保することを前提として、優先交渉権の付与を受けることとなっています。
