2017年2月16日の日本リート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり7,385円のところ7,800円で着地しました。
運用について目立ったところは何もなし

ポートフォリオの資産価値を維持・向上する運営管理を重視し、新規及び既存テナントに対する積極的な営業活動を展開するとともに、既存テナントとのリレーション強化によりテナントニーズや物件 毎の特性を踏まえた物件競争力の向上に繋がる施策を実施しました。こうした取組みにより、当期末現在のポ ートフォリオの稼働率は98.8%と高水準を維持しています。
オフィスのリーシング計画については、サブスポンサーのクッシュマンから提供される各種データ等を参考に、新規募集賃料及び既存テナントの更改賃料を設定し、また新規テナント候補への営業方針を定めることで機動的なリーシング活動を行くとしています。このサブスポンサーのクッシュマンの仕事が見えないですね。決算短信の3ページ目に投資環境についての記載がありますが、
そこでは三鬼商事㈱の公表資料により都心5区の空室率・平均賃料を分析しています。ここは「クッシュマンのデータによると~」などのように記載してクッシュマン作成のレポートなんかを図で記載すべきでは無かったかと思います。これはAM会社はサブスポンサーのクッシュマンよりも外部の三鬼商事㈱を信用していると取ることが出来ます。
全ローン固定金利化に成功

2016年12月期は財務部門で全ローンの固定金利化に成功しています。日本リートは資産規模が2,048億円とそれなりに大きくなってきており、ここまでの物件取得のために資金調達したレンダーも多くなっています。メインレンダーが三菱東京UFJ銀行で3番目にシェアが大きいレンダーとして三菱UFJ信託銀行がいることからアレンジャーとして三菱東京UFJが積極的に他レンダーに働きかけたことも固定金利化に成功したのではないかと思います。詳しくは決算説明会資料の31ページ目に長期比率や固定比率の推移が記載させておりますのでご覧頂ければと思います。
