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星野リゾート・リート投資法人・第12期(2019年4月期)決算・一口当たり分配金は12,974円

星野リゾート・リート投資法人2019年4月期決算
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2019年6月14日に星野リゾート・リート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり12,918円のところ12,974円で着地しました。

目次

星野ブランドの力でホテルの収益性は高い

星野リゾート・リート投資法人2019年4月期決算NOI推移

星野リゾート・リート投資法人の資産運用会社は2019年4月期の日本経済について、輸出や生産の一部に弱さがみられるものの、雇用・所得環境の改善が継続し、緩やかな回復基調が続きました。観光市場においては、政府が訪日外国人旅行者数については2020年に4,000万人を、訪日外国人の旅行消費額については2020年に8兆円を、それぞれ目標として掲げており、観光を成長戦略の柱と位置付けていることもあいまって、訪日外国人旅行者数は2017年度の2,869万人から2018年度は3,119万人に達するなど依然として増加傾向にあると分析しています。

実際の動きについては保有するホテル・旅館において、2019年4月期も安定した収益の確保を図るべく運用を行った結果、運営実績は安定的に推移し業績は、営業収益5,924百万円、営業利益3,243百万円、経常利益2,870百万円、 当期純利益2,878百万円となっています。

一般的にコモディティ化(似ている商品やサービスが大量に誕生し、それらが最適な生産性で生産され、効率的に消費者に届けられることで、どの企業も競争優位を維持できなくなる状態)の傾向が見られるホテル・ 旅館業界にあって、今後も安定した収益を生み、長期的かつ安定的なキャッシュ・フローを確保することが可能なのは、ビジネスモデルや運営力、立地等の優位性などで差別化された施設であると、定義付けてておりこうした観点から、星野リゾート・リート投資法人は、「ソフトの優位性」(競合他社と異なる差別化されたビジネスモデル、ブランド力等を有しており、運営について高い専門性を有するオペレーターにより運営されているかどうか)と「ハードの優位性」(立地の優位性や建物の希少性等により施設自体に優位性があるかどうか)という二つの観点から、投資対象資産を選定しくとしています。スポンサーがオペレーターを兼ねている物件が多くかつホテルごとのブランディングもスポンサーがコントロールしているということもあり、運用が非常にスムーズだと感じます。こういったホテルの場合は物件自体の価値だけでなくブランドとしての価値も勘案する必要があるため多少高めの価格で取得することもしかたないのかもしれません。

LTVは35.8%と低く安全性は高い

星野リゾート・リート投資法人2019年4月期決算LTV・DSCR推移

2019年4月期においては、2019年3月29日に借入れにより、9,250百万円の調達を行い、「界アルプス」、「ホテルニラカナイ西表島」及び「ホテル日航高知旭ロイヤル」の取得資金及び関連費用の一部としました。また、既存借入金の返済期限の到来にあたり、元本返済資金を調達するため、2019年4月26日に借入れにより2,500百万円の調達を行いました。なお、借入金の約定弁済等があった結果、2019年4月30日現在の有利子負債残高は61,847百万円となり、LTVは35.8%となりました。
また、㈱日本格付研究所から格付けを取得しており2019年4月期末時点の格付けは、以下の通りです。
・長期発行体格付:A-(ポジティブ)
・債券格付:A-

既存借入金の返済期限の到来並びに期限前弁済資金への充当にあたり、元本返済資金を調達するため、2019年5月7日付けで㈱三井住友銀行・日本政策投資銀行・三菱UFJ銀行から合計3億円(借入期間5年)。2019年5月31日付で㈱福岡銀行他から28.5億円(借入期間5年、うち27億円は借入期間5.5年)を期日一括返済の条件で借入れており資金調達状況については引き続き良好であることが伺えます。

星野リゾート・リート投資法人2019年4月期決算

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