2018年3月15日に東急リアル・エステート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり2,650円のところ2,650円で着地しました。
運用ガイドライトン改定で東京都内の投資割合を強化

2017年4月21日の本投資法人の投資主総会の決議に基づき、規約の一部変更と併せて資産運用に係る運用ガイドラインの一部変更を行い、今後も成長が見込まれる東京都心5区地域及び東急沿線地域を重点的な投資対象地域とする方針を維持しつつ、外部成長を加速させるため、投資対象とする物件の用途をオフィス、商業施設及びそのいずれかを含む複合施設とし、投資規模等の基準を一部緩和して投資機会の拡大を図りました。その結果、2018年1月期においては2017年11月15日に東急沿線地域の複合施設である「メゾンピオニー都立大学」を取得しました。2018年1月期末現在の保有する29物件の取得価額合計は2,235億3千9百万円、総賃貸可能面積は 211,303.47㎡、期末算定価額の合計は2,583億6千万円となりました。
この期末算定価額の合計は、前期に引き続き帳簿価額の合計を上回っており、その差額は476億8千7百万円でした。なお、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき、この評価益は財務諸表に反映させていません。2018年1月期末における既存物件ポートフォリオの平均賃料単価は前期末と比較して1.25%の上昇となりました。 また、期末の空室率は前期末の1.7%から1.4ポイント改善し0.3%となりました。
財務の安定性は高いがDSCRは低いまま

東急リアル・エステートは安定性、機動性及び効率性を基本とした財務方針のもと、資金を調達しています。また、手元流動性の拡充 による財務信用力の確保を目的として、取引金融機関5行と総額180億円のコミットメントラインを設定しています。2018年1月期においては、有利子負債の長期固定金利化及び返済期限の分散化を図るため、2018年1月期に返済期限が到来した長期借入金70億円について、15億円は自己資金で返済を行った上で55億円は借換を行いました。当期末現在の有利子負債残高は920億円(投資法人債残高95億円、長期借入金残高825億円(1年内返済予定の長期借入金122億円を含みます。))、2018年1月期における加重平均利率は1.17%(当期の支払利息の年換算額を各有利子負債の平均残高の合計値で除して計算しています。)です。
