2017年10月16日のOneリート投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり5,820円のところ5,948円で着地しました。
投資エリア絞り込み戦略で厳選投資を加速

2017年8月期は2017年5月19日付で資産運用ガイドラインの一部変更を行い、ミドルサイズのオフィスビルを重点投資対象とし、東京経済圏及び地方政令指定都市等の投資対象地域内での重点投資対象エリアを絞り込むなど、「厳選投資」の姿勢を明確に打ち出しました。 また、内部成長としてはマーケット動向に合わせた賃料の増額交渉に取り組むとともに、管理面では、テナントニーズ や物件毎の特性を踏まえた適コストの実現を図り、稼働率の維持・向上、賃貸事業収支の向上に努めた。 これらの結果、2017年8月期末現在の保有資産合計は22物件(取得価格合計89,359百万円。)、総賃貸可能面積は148,828.24㎡、稼働率は98.7%となりました。
また、重点投資対象エリアへの「厳選投資」を実現するべく、2017年10月6日付でJタワーを譲渡するとともに、10月11日付で大博多ビル、大同生命大宮ビル及び山上ビルの3物件(取得予定価格合計15,850百万円)の取得に関する売買契約を締結しました。
旗艦物件はスケールダウンもLTVは減少

2017年8月期の資金調達面は新たな資金調達はなく、2017年2月期(第7期)に取得した資産に係る消費税の還付金による借入金の一部返済及び約定返済を行いました。 この結果、2017年8月期末現在での借入金残高は49,065百万円となり、LTVは51.0%となりました。
LTVは苦しいですが大博多ビル、大同生命大宮ビル、山上ビルの取得は悪くないとは思いますが、Jタワーは旗艦物件です。取得価額ベースで約9,000百万円近く資産規模は減少します。余剰資金で有利子負債の返済に充てる予定なのでLTVは減少することになります。ちなみにJタワーは724百万円の譲渡益が発生予定と公表しており、うち100百万円を任意積立金に計上し残りを分配金に回してくれるようです。この変の判断は嬉しいですね。
