2018年10月15日にGLP投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり2,583円のところ2,634円で着地しました。
尚、利益超過分配金が299円含まれています。
売上(賃料)の増額で内部成長が上手くいっている

GLP投資法人の資産規模のさらなる拡大とポートフォリオの安定性及び質の向上を目的に、 2018年2月5日開催の投資法人役員会において、GLP投資法人にとって第5回目となる公募増資を行うことを決議し、増資及び新規借入れによる調達資金をもって、GLPグループによる開発物件を中心に物流施設6物件及び太陽光発電設備13設備(取得価格合計82,050百万円)を取得することを決定し、2018年3月1日付にて取得を完了しました。
さらに、2018年8月13日開催の投資法人役員会において、投資法人にとって第6回目となる公募増資を行うことを決議し、当該増資及び新規借入れによる調達資金をもって、さらにGLPグループによる開発物件を含む物流施設8物件(取得価格合計 84,850 百万円)を取得することを決定しています。 また、保有物件については、テナントニーズにこたえるきめ細かいサービスを行うと同時に、先進的物流施設に対する底堅い需要を背景に、賃料の増額改定に努め、上場以来12期連続で、契約期間の満了日翌日を開始日とする賃貸借契約の締結又は契約期間中の賃料改定(賃料改定条項に基づく自動的な賃料改定を除く。)を行った全てにおいて、従前の契約と同額以上の賃料水準で再契約又は新規の契約を締結しているとしています。
2018年8月期末時点において保有する物件数は68物件、取得価格合計は524,644百万円、総賃貸可能面積は2,459,807.22㎡となりました。また、ポートフォリオ全体の稼働率は安定的に推移しており、稼働率は99.4%と上場以降高い水準を維持しています。なお、鑑定評価額合計は622,221百万円となっており、含み益は115,993百万円、含み益率は22.9%となりました。
DSCR14.7%で金利負担は少なくなり続けている

GLP投資法人は、財務の安定性と投資主価値向上の最適なバランスを追求した運用を行っているとしており、強固なバンクリレーションシップのもと、借入期間の長期化・金利の固定化の推進及び返済期限の分散化を図りつつ、コスト低減を実現するとともに適切なLTV水準を維持しているとしています。2018年8月期においても、2018年3月1日付取得6物件の取得資金及び 関連費用の一部に充当するため、26,770百万円の新規の借入れを実施しました。また、2018年7月9日に第10回投資法人債及び第11回投資法人債(発行総額3,000百万円)を発行し、負債の返済期限の分散化、長期化、資金調達手法の多様化を進めています。
上記の結果、2018年8月期末時点の有利子負債残高は238,180百万円(借入金残高207,680百万円、投資法人債残高30,500百万円)、LTV は45.1%となりました。
「適切なLTV水準」はどこの投資法人によっても考え方に差があるのでどの水準が正しいということは無いと思いますが、投資法人債の発行実績を積み上げていくことは長期的には効果的だと思います。(レンダーは過去の実績に重きを置き前例が無いことを嫌うため)
