2018年2月14日にMCUBS MidCity投資法人の決算が発表されました。
当初の予想一口当たり2,520円のところ2,545円で着地しました。
ポートフォリオ入替は成功

2018年12月期おいては、ポートフォリオの収益性向上と分散化による安定性向上を目的に、9月に戦略的資産入替えとして、東京圏に所在する横浜アイランドタワー(取得価格22,100百万円)の取得と、大阪圏に所在するM ID REIT京橋ビル及び松下IMPビルの準共有持分割合55%(譲渡価格の合計16,550百万円。)の譲渡を実施しました。横浜アイランドタワーは、スポンサーネットワークを活用した投資法人初となるPRE提案による取得を実行することで、過度な取得競争を回避する工夫を行っています。一方、活況な不動産売買市場を背景に譲渡の好機を捉え、大阪圏に所在する2物件を、2物件合計で譲渡益が生じる価格で譲渡しました。
MCUBS MidCity投資法人の2018年12月期末時点での保有資産は23件であり、取得価格に基づく投資比率は、エリア別では三大都市圏97.1%(うち、東京圏56.7%、大阪圏38.6%、名古屋圏1.8%)、その他地域2.9%、また用途別ではオフィスビル88.4%、その他11.6%となっています。
運用面においては、前期に引き続きオフィス需要の回復が見られる環境の中、事務所の統合や立地改善を理由としたテナントの活発な動きが見られました。一部テナントの退去等は発生したものの、新規テナントの誘致や既存テナントの満足度向上への取組みを進め、2018年12月期末時点の稼働率は98.5%と前期末(98.1%)を上回る稼働率を維持しています。
金利の固定化も進み格付けの評価UP

MCUBSMidCity投資法人は、保守的なLTV水準の維持、リファイナンスリスクの軽減、金利変動リスクの軽減等、資金調達の機動性と財務の安定性のバランスに配慮した資金調達を行っています。2018年12月期においては、2018年7月31日付で返済期限を迎えた総額15,300百万円の借入れに係るリファイナンスとして、投資法人にとって銀行借入れとしては最長年限である10年を含む、総額15,300百万円の借入れを2018年7月31日付で行いました。日本銀行の金融政策による金利低下を追い風に、返済期限の分散及び借入期間の長期化、金利の固定化を進めながら借入コスト低減を実現しました。
また、2018年9月に取得した横浜アイラ ンドタワーの取得資金の一部に充当するため、同年9月12日付で6,900百万円の新規借入れを実行しました。期末時点で、19の金融機関から114,875百万円の借入れを行っており、投資法人債の発行残高は8,000百万円となっています。LTVは43.8%、長期負債比率は94.4%(1年内返済予定の長期借入金を含みます。)、金利の固定化比率は79.3%(金利スワップ契約による金利の固定化を含みます。)となっています。 また当期は、2018年10月5日付で㈱格付投資情報センター(R&I)による格付の方向性が安定的から ポジティブに変更されました。201812月期末現在の本投資法人の発行体格付の状況は以下のとおりです。
