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オリックス不動産投資法人・第35期(2019年8月期)決算・一口当たり分配金は3,755円

オリックス不動産投資法人2019年8月期決算
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2019年10月15日にオリックス不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり3,580円のところ3,755円で着地しました。

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ダイレクトPMの効果が分かり辛い

オリックス不動産投資法人2019年8月期決算NOI推移

2019年8月期の運用については、外部成長戦略、内部成長戦略及び財務戦略を推進し、1口当たり分配金等の安定的成長を通じ、投資主価値の安定的成長を図っています。2019年8月期は、2019年7月に「仙台南町通ビル」(宮城県仙台市/商業施設)を取得しました(取得価格3,900百万円)。投資法人では、オリックスグループの専門性と全国ネットワークをORIXシナジーとして活用し、投資法人の資産運用会社であるオリックス・アセットマネジメント㈱によるダイレクトPMを通じた物件の競争力向上やテナントリレーションの強化を図ります。投資法人の保有する不動産関連資産の稼働率は、2019年8月末において99.2%と高稼働を維持しています。上記のような運用の結果、2019年8月期の実績として営業収益24,357百万円、営業利益11,731百万円、経常利益10,378百万円、当期純利益10,174百万円を計上しました。

DSCRは引き続き上昇し支払利息の負担割合は低い

オリックス不動産投資法人2019年8月期決算LTV・DSCR推移

資金調達の面では、期限の到来した既存の借入金の返済資金に充てるため2019年3月に9,900百万円の短期借入を、2019年4月に2,000百万円、2019年7月に4,000百万円の長期借入を行い、投資法人債の償還資金に充てるため2019年8月に2,000百万円の短期借入を行いました。2019年7月には短期借入金9,900百万円の一部繰上弁済資金として7,000百万円の投資法人債(グリーンボンド)を発行しました。また、「仙台南町通ビル」の取得資金として2019年8月に3,900百万円の短期借入を行いました。結果として、2019年8月期末時点における借入残高は272,417百万円、投資法人債残高は19,500百万円、有利子負債残高は291,917百万円となり、LTVは43.1%、LTV(出資総額ベース)は46.5%、固定金利比率は90.2%、長期負債比率は84.8%となりました。

オリックス不動産投資法人もグリーンボンド債を発行しました。最近J-REIT界隈では財務戦略の流れでは新しいトレンドとなっています。グリーンボンド債はサスティナビリティに貢献している物件について付与されたサスティナビリティ認証資格に応じておおよその発行額が決まってくるのであまり利便性が高くない資金調達手法です。しかし、投資法人としてサスティナビリティに力を入れることで機関投資家や証券アナリストなどからの評価を上げるためのアピールという側面が強いです。グリーンボンド債を発行している投資法人は今後もサスティナビリティ資格マニアと化していくことが予想されます。

オリックス不動産投資法人2019年8月期決算

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