2020年10月15日にサンケイリアルエステート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,324円のところ2,532円で着地しました。
ホテルで賃料維持は素晴らしい!!

外部成長について、2020年8月期において資産の取得及び売却を行っていません。2020年8月期末日のポートフォリオは、物件数11物件、資産規模(取得価格合計)67,325百万円と、前期より変更はありません。内部成長として投資法人は、運用資産について、収入拡大と運用収益の安定的な成長を目指し、既存テナントとのリレーションシップの強化・充実を図りながら満足度向上に努めました。更改期を迎える既存テナントに対しては、賃貸市場の動向を踏まえた取り組みを行い賃料の増額改定を実現し、一部テナントの入替については、機動的なリーシング活動により新規テナントをダウンタイムなしに獲得しています。また、修繕及び資本的支出については、運用資産の競争力の維持・向上に資するものに絞り込み実施しました。これらの結果、2020年8月期末日における保有11物件の稼働率は引き続き100.0%と高稼働を維持し、不動産賃貸事業収益はコロナ禍においても前期末比103.7%の2,005百万円となりました。また、2020年8月期末日現在における鑑定評価額は、前期末日現在比104.4%の75,770百万円に増加しました。保有するホテル2物件については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う営業自粛による一時休館の影響が出てきているものの、2020年8月期の賃貸事業収入については、現行契約に基づく固定賃料を従来通り確保しています。業績は、営業収益2,005百万円、営業利益996百万円、経常利益904百万円、当期純利益903百万円となりました。
格付取得に動き出しても良いかもしれない時期

2020年8月期の資金調達面においては、2020年3月12日に返済期限が到来した短期借入金4,300百万円の返済に充当するため、2020年3月12日付で㈱みずほ銀行及び㈱三井住友銀行をアレンジャーとしたシンジケートローンにより、㈱みずほ銀行、㈱三井住友銀行、㈱日本政策投資銀行、みずほ信託銀行㈱、三井住友信託銀行㈱、㈱新生銀行及び㈱りそな銀行から4,300百万円の借入れを行いました。借入れを借入期間4.5年、固定金利で実施することで、有利子負債の平均残存期間の長期化、固定金利比率の向上及び返済期限の分散を推進しています。
また、投資法人が2019年9月3日に取得した物件に係る消費税還付金を返済資金として2020年6月25日付で456百万円の期限前弁済を行いました。これらの結果、2020年8月期末日における借入金残高は33,500百万円となり、LTVは44.0%となりました。原則として60%を上限とすることを基本方針とし、巡行水準では40~50%程度を維持していく方針を継続していくとしています。
