2019年12月13日に積水ハウス・リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金1,587円のところ1,631円で着地しました。
物件入替で分配金65円上昇

積水ハウスリートが投資対象と考える優良な物件が品薄である環境下において、投資法人はスポンサーである積水ハウスのパイプラインサポートを活用し、同社が開発した高品質なオフィスビル3物件及び住居4物件の合計7物件 (うち2物件は追加取得)を2019年6月に実施した公募増資による調達資金を活用し取得しました。更に、大口テナントが退去したため、一定期間収益性の低下が見込まれていた住居1物件を2019年9月に外部の第三者に譲渡するとともに、積水ハウスから住居1物件を取得しました。 その結果、2019年10月末において投資法人が保有する物件は119物件(居住用不動産:111物件、商業用不動産等:8物件)、取得価格(注)の合計は527,065百万円(居住用不動産:246,565百万円、商業用不動産等:280,500百万円)となっています。
また、底堅い経済成長を背景とした良好な賃貸需要に下支えされ、投資法人の運用物件における2019年10月期末の稼働率は、居住用不動産については97.5%、商業用不動産等については99.9%、ポートフォリオ全体の稼働率については98.1%となりました。2019年10月期の実績は、営業収益14,683百万円、営業利益8,226百万円、経常利益7,406百万円となり、当期純利益は7,405百万円となりました。
金利負担は順調に低下中

財務面の方ですが、2019年10月期のエクイティは、2019年6月10日に公募による新投資口の発行(501,500口)及び2019年7月9日に第三者割当による新投資口の発行(25,075口)を実施し、これにより、2019年10月期末の出資総額は149,210百万円、発行済投資口の総口数は4,288,666口となっています。
デッドの方は、2019年6月10日に不動産信託受益権(追加取得2物件を含む計7物件)の取得資金及び関連費用の一部に充当するため総額31,160百万円の短期借入金を調達しました。この短期借入金のうち1,850百万円については、2019年7月9日に実施した第三者割当による新投資口発行による調達資金により2019年7月12日に一部期限前返済を実施し、16,310百万円については、2019年9月30日に固定金利の長期借入金(うち11,940百
万円については、変動金利の長期借入金でしたが、金利スワップを設定し金利を実質的に固定化しています。)に借換えを実施しました。また、2019年7月11日に積水ハウスリートでは初となるグリーンボンド(第3回投資法人債、発行総額4,000百万円及び第4回投資法人債、発行総額2,500百万円)を発行し、この調達資金及び手元資金により、2019年2月28日に調達した短期借入金6,500百万円を2019年7月12日に期限前返済しました。
この結果、有利子負債における固定金利比率は前期末の93.1%から2019年10月期末には91.2%となりました。2019年10月期末の有利子負債残高は244,242百万円となり、LTVは44.6%となっています。なお、2019年10月期末において、㈱三菱UFJ銀行、㈱みずほ銀行及び㈱三井住友銀行との間でコミットメントライン契約を極度額15,000百万円で設定しています。当該コミットメントライン契約のコミットメント期限が2019年10月末に到来することから、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するため、2019年10月30日に㈱三菱UFJ銀行、㈱みずほ銀行及び㈱三井住友銀行との間で、2019年11月1日から2020年10月31日を契約期間とし、極度額を15,000百万円とするコミットメントライン契約を再度締結しています。
