2020年4月14日にOneリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が7,690円のところ7,889円で着地しました。
コロナ本格化前で業績は好調

Oneリート投資法人においては、ポートフォリオの質的改善を図るための資産入替として2019年10月17日付でCP10ビル(譲渡価格3,400百万円)を譲渡し、同年同月31日付で西五反田102ビル(取得価格4,500百万円)を取得しました。また、2019年12月6日付で倉持ビルディング第一、2019年12月13日付で神楽坂プラザビル、2020年2月28日付でリードシー千葉駅前ビルの取得に係る優先交渉権をそれぞれ取得し、神楽坂プラザビルについては、併せて 2019年12月24日付で、同物件を裏付け資産とする匿名組合出資持分(出資金額18百万円)を取得しました。また、マーケット動向に合わせた賃料の増額交渉に取り組むとともに、管理面では、テナントニーズや物件毎の特性を踏まえた最適コストの実現を図り、稼働率の維持・向上、賃貸事業収支の向上に努めました。
この結果、2020年2月期末現在の投資法人の保有資産合計は26物件(取得価格合計103,500百万円。なお、匿名組合 出資持分は含む。)、総賃貸可能面積は161,731.88㎡、また、2020年2月期末の稼働率は98.6%となりました。これらのの運用の結果、業績は、営業収益4,227百万円、営業利益2,152百万円、経常利益1,892百万円、当期純利益1,891百万円となりました。
金融系レンダーのおかげで安全性は高い

Oneリート投資法人の2020年2月期の財務面は、2019年9月9日付でみずほ信託銀行㈱及び㈱みずほ銀行をアレンジャーとするシンジケートローンにより13,200百万円を調達し、既存借入金のうち14,074百万円の約定返済に充当しました。なお、残額874百万円については、2019年8月5日付で発行した投資法人債の手取金の一部及び手元資金により返済しました。この結果、2020年2月期期末での有利子負債残高は50,824百万円となり、LTVは45.7%となりました。スポンサーがみずほグループということもあるので財務の安定性はLTVやDSCRでは推し量れない強さがあります。日本の経済環境が悪くなった時に真価が発揮されるタイプのJ-REITだと思います。それでもJ-REIT全体の投資口価格が下がると当然Oneリート投資法人も巻き込まれて下がってしまうのが痛いところです。運用物件もオフィスビル主体なので(若干築古感は有る)基本的に弱点の無い仕上がりという点からもっと投資口価格が上がっても良いかと思っています。
