2021年4月13日にタカラレーベン不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,000円のところ3,100円で着地しました。
オペレーターは変更したもののコロナの爪痕は続く

2021年2月期は保有資産においても新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を一定程度受ける一方で、「ポートフォリオの質の向上」、「スポンサー間の役割の明確化」、「内部成長・その他施策の実施」の3つの中期運用戦略に基づき、賃料の増額交渉やコスト削減による内部成長を図るとともに、2020年11月に盛岡駅前通ビル及びEME郡山ビル、2020年12月に宇都宮セントラルビル、2021年2月及び3月にAlmost Blueを売却し、当該売却資金をもって、2021年3月にイオンスタイル尾道(底地)、2021年4月にDCMダイキ尾道店(底地)及びラグゼナ門真を取得するとともに、2021年4月30日に代々木一丁目ビル、2021年5月10日までの間にビッグモーター札幌清田店(底地)を取得することを決定し、積極的なポートフォリオの入替を実施しました。
また、アリエッタホテル名古屋について、後継オペレーターであるソラーレホテルズアンドリゾーツ㈱と2021年2月10日付で定期建物賃貸借契約を締結し、2021年3月15日付で賃貸借を開始するとともに、同日付で「ACCESS by LOISIR HOTEL Nagoya」に物件名称を変更しました。このような運用の結果、当期の運用実績は、営業収益2,874百万円、経常利益1,500百万円、当期純利益1,476百万円を計上し、1口当たり分配金は、将来の1口当たり分配金の安定化のため配当可能利益の一部につき内部留保することとし、1口当たり分配金は3,100円と同額となりました。
R&I格付けを取得

中長期的な安定収益の確保と運用資産の持続的成長の実現を目的として、安定的かつ健全な財務基盤を構築することを基本方針としています。かかる基本方針を実現するためデットファイナンスでは資産の取得、修繕費若しくは分配金の支払、投資法人の運営に要する資金、又は債務の返済(敷金及び保証金の返還並びに借入金の返済及び投資法人債の償還を含む。)を目的として、運用資産の着実な成長及び効率的で安定的な運用に資する資金の借入れ又は投資法人債(短期投資法人債を含む。)の発行を行っています。また、借入先については、主要な金融機関からの調達を中心とした安定したバンク・フォーメーションを構築し、コミットメントラインを含めた多様な借入方法を検討の上、固定・変動比率や返済期限の分散等に配慮しするとしています。また、LTVの水準は、資金余力の確保に留意しつつ、原則60%を上限と設定しています。2021年2月28日)時点における借入金残高は43,400百万円となり、LTVは46.0%となっています。また、2021年3月22日には㈱格付投資情報センター(R&I)から投資法人の発行体格付として「A-/安定的」の格付を取得しました。
