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ヒューリックリート投資法人・第13期(2020年8月期)決算・一口当たり分配金は3,876円

ヒューリックリート投資法人2020年8月期決算
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2020年10月14日にヒューリックリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,580円のところ3,876円で着地しました。

目次

積極的な外部成長を展開中

ヒューリックリート投資法人2020年8月期決算NOI推移

2020年8月期の外部成長ですが、2020年3月にヒューリック両国ビル、ヒューリック浅草橋江戸通、ヒューリック目白及びヒューリック築地三丁目ビルの計4物件(取得価格合計23,672百万円)を取得
し、同月にゲートシティ大崎を譲渡しました(譲渡価格4,800百万円)。その結果、2020年8月期末において投資法人が保有する物件は58物件、取得価格の合計は351,449百万円(百万円未満四捨五入)となりました。ポートフォリオ全体の稼働率は99.8%であり、引き続き高い水準を維持しています。2020年8月期の営業収益は10,591百万円(前期比9.8%増)、営業利益は5,782百万円(前期比 9.8%増)、借入金に係る支払利息等を控除した後の経常利益は5,083百万円(前期比9.7%増)、当期純利益は5,082百万円(前期比9.7%増)となりました。
既に2020年10月16日までに3棟の物件譲渡と2件の取得を行いました。アセットタイプはもちろんオフィスビルです。安定性の高いオフィスビルであることを背景に強気の外部成長は投資家さんにとっては非常に心強いですね。スポンサー開発の物件が多いのでスポンサーがあるヒューリック㈱無理やり物件を押しつけているような気がしなくもないですが、以下でも記載しているとおり、JCR格付けではAA-(ポジティブ)を取得しているのでLTVの側面から見ても安定性は高いと思います。

取得資産
 ①ヒューリック中野ビル(東京都中野区)、取得日:2020年10月16日、取得価格:3,200百万円
 ②ヒューリック八王子ビル(東京都八王子市)、取得日:2020年10月16日、取得価格:4,900百万円

譲渡資産
 ①ヒューリック日本橋本町一丁目ビル(東京都中野区)(準共有持分50%)、取得日:2020年10月15日、譲渡価格:4,450百万円
 ②オーキッドスクエア(東京都千代田区)(準共有持分50%)、取得日:2020年10月16日、譲渡価格:1,945百万円
 ③ヒューリック大森ビル(東京都品川区)、取得日:2020年10月16日、譲渡価格:3,705百万円

物件を積極的に取得してもLTVとのバランスをしっかりとっている

ヒューリックリート投資法人2020年8月期決算LTV・DSCR推移
2020年8月期の財務面については、短期借入金3,960百万円の借換えのほか、2020年8月31日に長期借入金10,750百万円を調達し、同日に返済期限が到来した長期借入金 3,559百万円の借換え及び短期借入金19,200百万円のうち7,200百万円について一部期限前弁済を実施しました。その結果、2020年8月期末の有利子負債残高は172,776百万円(短期借入金18,960百万円、1年内返済予定の長期借入金 15,680百万円、長期借入金126,136百万円、投資法人債12,000 百万円)となり、LTVは46.6%となりました。2020年8月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA-、格付の見通し:ポジティブ

ヒューリックリート投資法人で若干気になるのは昨日記事にしたタカラレーベン不動産投資法人等と違い運用物件におけるコロナの影響についての見通しがしっかりとなされていないところが気になります。「なんとなく経済環境が持ち直すんじゃないですかね」的な表現の留めており、それがどういった理由で自社のオフィスビルに影響が無いのか?という点がはっきりしません。外部成長を積極的に行っているので「言葉よりも行動を見ろ」という無言のアピールなのかもしれませんがもう少し方針を示しても良いと思います。

ヒューリックリート投資法人2020年8月期決算

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