2021年4月15日にサンケイリアルエステート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,676円のところ2,849円で着地しました。
コロナ禍の影響は前期に引き続き、ほぼゼロは素晴らしい

2021年2月期の外部成長の取組みは、借入金により2020年10月1日に1物件(S-GATE赤坂)を取得価格4,200百万円で取得しました。この結果、投資法人の当期末日現在のポートフォリオは、物件数12物件、資産規模(取得価格合計)71,525百万円となりました。運用・管理に取組みについては、投資法人は、運用資産について、収入拡大と運用収益の安定的な成長を目指し、既存テナントとのリレーションシップの強化・充実を図りながら満足度向上に努めました。更改期を迎える既存テナントに対しては、賃貸市場の動向を踏まえた取り組みを行い、コロナ禍においても大半のテナントについて賃料増額又は現状維持での改定を実現しました。当期において期初に発生した空室についても、機動的なリーシング活動により、新規テナントの当期中の入居を実現することができました。また、修繕及び資本的支出については、運用資産の競争力の維持・向上に資するものに絞り込み実施しました。一方で、複数拠点を有する企業を中心に拠点集約の動きがあり、投資法人の運用資産においても、一部テナントから拠点集約に伴う解約通知等を受領していますが、2021年2月期の運用実績への影響はありません。
2021年2月期末における保有12物件の稼働率は99.9%と高稼働を維持し、不動産賃貸事業収益はコロナ禍においても前期末比107.1%の2,147百万円となりました。また、2021年2月期末における鑑定評価額は79,181百万円となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症を起因として、運用資産であるオフィスビルの一部に入居する店舗テナントを中心とした一部のテナントから賃料減額請求や賃料支払いの猶予等の依頼を受けていますが、投資法人の運用資産はオフィスビルが中心であり、当期の運用実績への影響は軽微です。また、投資法人の保有するホテル2物件については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響を受けているものの、賃貸事業収入については、現行契約に基づく固定賃料を従来通り確保しています。これらの運用の結果、業績は、営業収益2,147百万円、営業利益1,118百万円、経常利益1,017百万円、当期純利益1,016百万円となりました。
外部成長が続く可能性が高いのでレンダーフォーメーションの拡充も有り

2021年2月期においては、2020年10月1日の1物件(S-GATE赤坂)の取得に合わせて、2020年10月1日付で㈱みずほ銀行から4,300百万円の借入れを行いました。この結果、2021年2月期末おける借入金残高は37,800百万円となり、LTVは47.6%となりました。投資法人は、運用資産の中長期にわたる安定した収益の確保と着実な成長のために、財務活動の機動性及び資金繰りの安定性等に留意しつつ、適切かつ健全な財務運営を行っています。また、財務健全性の確保のため、LTVは、原則として60%を上限とすることを基本方針とし巡行水準では40~50%程度を維持していく方針です。なお、2021年3月12日に返済期限が到来した長期借入金4,800百万円について、同日付で㈱みずほ銀行及び㈱三井住友銀行をアレンジャーとしたシンジケートローンにより借換えを行いました。本借入れを借入期間4年、固定金利で実施することで、有利子負債の平均残存期間の長期化、固定金利比率の向上及び返済期限の分散を推進しています。
