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ヘルスケア&メディカル投資法人・第18期(2024年1月期)決算・一口当たり分配金は3,235円

ヘルスケア&メディカル投資法人2024年1月期決算
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2024年3月18日にヘルスケア&メディカル投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,235円のところ3,235円で着地しました。
尚、利益超過分配金316円が含まれています。

目次

外部成長は無かったが賃料収入は安定的

ヘルスケア&メディカル投資法人2024年1月期決算NOI推移

2024年1月期においては、新たな資産の取得・譲渡は行っていません。2024年1月期末48物件を保有しており、総賃貸可能面積217,545.72㎡、稼働率100%となっています。日本の経済については、新型コロナウイルス感染症の影響がほぼなくなる中で、個人消費の持ち直しなどにより、経済活動の正常化が一段と進んだことで、緩やかな景気回復基調で推移しました。一方、ウクライナ情勢の長期化とそれを背景にした物価上昇、世界的な金融引き締めに伴う影響等による景気の下振れリスクには引き続き注視する必要があるとしています。また、資産運用会社では、2018年9月に制定した「ESGに関する基本方針」を実践するために、2021年12月に「サステナビリティ推進体制規程」を制定するとともにESG委員会を設置しました。サステナビリティ推進活動の結果、投資法人はESG配慮を測る国際的なベンチマーク評価であるGRESBリアルエステイト評価の2023年調査において、5段階で格付されるGRESBレーティングで昨年度からワンランク上の「2 Star」及び「グリーンスター」を、またGRESB開示評価においては2年連続で最上位の「Aレベル」をそれぞれ取得しています。本資産運用会社は、投資法人の理念である「国民一人ひとりが安心して生き生きと生活できる社会」を実現するために、社会インフラとしてのヘルスケア施設の供給促進及びヘルスケア施設に特化したポートフォリオの構築を通じて、高齢社会への貢献と中長期的な投資主価値の最大化を目指します。2024年1月期の営業収益は2,438百万円、営業利益は1,254百万円、経常利益は1,050百万円、当期純利益は1,049百万円となりました。

病院不動産の市場規模は大きいのだが・・・

ヘルスケア&メディカル投資法人2024年1月期決算LTV・DSCR推移

中長期的に安定した収益の確保及び資産価値の維持・向上のため、安定的な財務運営を行うことを基本方針としています。2024年1月期におきましては、2024年1月31日に返済期限が到来した借入金7,250百万円について借換えを実施しました。2024年1月期末時点での出資総額(純額)は37,489百万円、発行済投資口の総口数は359,500口、有利子負債は総額39,150百万円です。LTVは48.5%となっています。2024年1月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付けの見通し:安定的

日本の病院の数は、全国で約8,100施設とあるなかで、1960年代から1970年代に建設された耐震基準に達していない病院も存在しており、地震国である我が国における病院の耐震化率は、2022年度の調査で79.5%に留まっており、このうち地震発生時の医療拠点となる災害拠点病院及び救命救急センターの耐震化率は95.4%と公表されています。病院は、日常的には不特定多数の人が利用し、災害時には地域の拠点ともなり得る施設であり、国土強靭化の観点からも、耐震化は喫緊の課題となっています。そのため、病院には、建物の建替えや増改築による耐震化に伴う資金ニーズがあるという点に注目しているのですが、病院不動産の市場規模は、ヘルスケア施設不動産市場全体の過半を占め、かつ大半が医療法人等による自己保有となっていることから手放さない病院経営者も多そうなのでヘルスケア&メディカル投資法人がニーズを満たすのはまだ先になりそうな気がします。

ヘルスケア&メディカル投資法人2024年1月期決算

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