2024年2月19日にマリモ地方創生リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,374円のところ3,452円で着地しました。
物件の隣接土地を無償取得。分配金には影響無しだが出口戦略としては〇

2023年12月期においては、資産運用会社と㈱マリモをはじめとするプロパティマネジメント会社各社との一体的なプロパティマネジメント業務の推進を通じて、各地域の特色を踏まえたリーシング活動や個別物件の特性・稼働状況を踏まえたテナント募集条件の設定などを実践し、運用物件の安定した稼働及び、ダウンタイムの短縮に努めました。また、「スターシップ神戸学園都市」では、物件の価値向上の観点から隣接土地を2023年10月27日に無償で取得し、かつ内部成長策の一環として、「アルティザ博多プレミア」での室内リフォーム工事(給湯器・洗面台・ガスコンロの交換等)を行いました。また、「アルティザ淡路駅東」では、敷地内駐車場を第三者への転貸に切り替えることで、契約賃料の増加を見込んでいます。その結果、2023年12月期末における投資法人の保有資産(52物件、取得価格の合計50,140百万円)の稼働率は99.0%、期中平均稼働率は98.5%となっています。また、サステナビリティに関する取組みとして、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)に配慮した取り組みを行うことが中長期的な顧客の利益の向上に資するものであるという認識のもと、資産運用会社は、2023年12月に「サステナビリティ方針」を制定しました。今後につきましては、
GRESBリアルエステイト評価の取得を目標として、社内体制の整備等の準備を進めていく予定としています。2023年12月の業績は、営業収益2,081百万円、営業利益899百万円、経常利益711百万円となり、当期純利益は712百万円となりました。
地銀のレンダーフォーメーションを強固にしたいところ

マリモ地方創生リート投資法人は、中長期的に安定した資産運用基盤の構築、資産運用の効率化と財務体質の健全化を実現するための資金調達を行っていくことを掲げています。資金の借入れについては、借入金返済期日の分散化、借入期間の長期化と借入金利の低下及び借入金利の固定化を念頭に置き、都市銀行、信託銀行及び各地域の特性を十分に理解した地域金融機関を含めた複数の金融機関によるバンクフォーメーションを維持するよう努めて参ります。新投資口の発行については、既存投資主の権利の希薄化及びそれに伴う投資口の取引価格の動向等に配慮しつつ、物件取得の資金需要、LTV水準、有利子負債の返済計画等を総合的に勘案し、金融環境を踏まえて決定するとしています。2023年12月期においては、2023年8月1日に返済期限を迎える2016年8月1日付にて借り入れた長期借入金(トランシェD)1,297百万円の返済資金の一部に充当するため、2023年8月1日付で長期借入金(トランシェ12)1,290百万円の借入れを行いました。この結果、2023年12月期末時点における借入金残高は、26,820百万円となり、LTVは、48.7%となりました。
コロナから抜け出はしたもののどうも足元が固めきれていない印象がありますね。一層こと、スポンサーのマリモがどこかの地方都市を再生してその再生途上の物件を取得するなど、この投資法人はある意味スポンサーとビジョンを一体化させて方が良いような気がします。
