2019年10月23日に森トラスト・ホテルリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり3,160円のところ3,219円で着地しました。
少数の高級ホテルだが競争力は高い

森トラスト・ホテルリート投資法人は2019年8月期において外部成長はありませんでした。一応、2019年8月5日にヒルトン小田原リゾート&スパの売買契約書を締結しており、2019年9月2日に取得済みとなっています。運用面については本投資法人は、保有物件について各ホテルの事業環境や運営状況を月毎に把握した上で、収益向上を図るための協議をホテル側と継続的に行い、当期の運営実績は安定的に推移しました。2019年8月期末現在において、投資法人が保有する物件は4物件であり、取得価格の合計は102,000百万円、客室数の合計は1,306室となっています。上記の運用の結果、2019年8月期の業績は、営業収益2,399百万円、営業利益1,708百万円、経常利益1,610百万円、当期純 利益1,609百万円となりました。
森トラスト・ホテルリートとして重点投資対象であるインターナショナルブランドホテルやアッパークラスホテルにおいては、今後も欧米旅行客や富裕層の増加に伴い需要が高まることが予想され、国内宿泊施設の供給増加による影響は需要に対し限定的となり、引き続き安定した環境が続くとしており、安定的な収益確保を見込んでいます。森トラストはホテルのマーケット分析、運用のノウハウは他のホテル系J-REITよりも抜きん出ていると感じます。
LTVは45.5%と平均的

前期同様財務戦略は国内有数の金融機関と強固かつ安定的な取引関係を構築するとともに、短期借入金と長期借入金のベストミックス、返済期限の分散化、バンクフォーメーションの分散化を図ることで、リファイナンスリスク及び資金調達コストの低減を目指しています。LTVについても、60%を上限の目途(ただし、新たな投資不動産の取得等に伴い、一時的に60%を超えることがあります。)としており、平常時の運用においては、50%を上限の目途として運用しています。2019年8月期においては、返済期限の到来した既存借入金4,000百万円の返済に充当するため、2019年8月に3,000百万円の 借入れを行いました。なお、残額の1,000百万円は手元資金を充当しました。この結果、2019年8月期末の有利子負債残高は47,500百万円、うち短期借入金は3,000百万円、長期借入金は44,500百万円 (1年内返済予定の長期借入金14,500百万円を含みます。)となっています。なお、LTVは45.5%となっています。
