2024年10月18日に福岡リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,600円のところ3,850円で着地しました。
旗艦物件のキャナルシティ博多はコロナ前水準を回復

2024年8月期においては、2024年8月28日付で(仮称)御船物流センター(2025年3月27日取得予定)及びアクシオン大手門プレミアム(2025年3月28日取得予定)の取得についての売買契約、天神ノースフロントビル(準共有持分100%を当期以降6回に分けて譲渡予定)の譲渡についての売買契約を締結し、2024年8月29日付で天神ノースフロントビルの準共有持分5%の譲渡を実施しました。なお、当期末後の2024年9月2日付でマリノアシティ福岡(マリナサイド棟)(建物)の譲渡を実施しました。本投資法人の、2024年8月期末現在のポートフォリオ(取得価格ベース)を投資対象エリア別で見ますと、福岡都市圏への投資比率が79.0%となっており、投資タイプ別の投資比率は、商業施設48.4%、オフィスビル37.8%、その他13.8%となっています。運用面では、2024年8月期における投資法人の運用状況は、物件全体として概ね堅調な運用実績となりました。その中でも特に都心型商業施設であるキャナルシティ博多では、引き続き回復基調にあるアジアからのインバウンド(中国を除きます。)の効果が続いています。2024年8月期の営業収益は9,652百万円となり、賃貸事業費用や資産運用報酬等の営業費用を控除した後の営業利益は3,664百万円、経常利益は3,225百万円、当期純利益は3,223百万円となりました。
決算説明会資料P15で今後の資金調達で採るべき施策を分かりやすく説明している

財務の動きについては、700百万円のリファイナンスを行った結果、2024年8月期末における有利子負債残高(投資法人債を含む。)は96,350百万円となりました。LTVは44.8%、期末固定化比率(有利子負債の中で固定金利の借入が占める割合です。投資法人債を含む。)は90.9%となっています。返済期日の分散等によるリファイナンスリスクの軽減に努めつつ、金利上昇に伴う調達コスト増加の軽減について、調達期間の短縮等を含めて検討していきます。なお、投資法人役員会は2024年8月28日に、新たな特定資産の取得資金への充当等を目的として、新投資口の発行及び投資口の売出しについて決議を行いました。2024年8月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:A+、格付けの方向性:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA-、格付けの見通し:安定的
また、前期に続き資産の運用を委託する資産運用会社である㈱福岡リアルティでは、環境・社会・ガバナンス(ESG)への配慮を通じたサステナビリティを推進するため、サステナビリティ方針及びサステナビリティ推進体制要領を定めています。当期末時点における、DBJ Green Building認証、CASBEE不動産評価認証及びBELSの外部認証の取得率は、2030年目標85%以上に対し84.7%となっています。
