2024年9月13日にイオンリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,335円のところ3,340円で着地しました。
尚、利益超過分配金が116円が含まれています。
修繕費の上昇は利益超過分配金がカバー

2024年7月期は、2024年4月に自己資金により「イオンモール太田(増築棟)」(取得価額5,564百万円)を工事請負契約上の発注者としての地位承継にて取得し、資産規模は4,738億円に拡大しました。また、海外保有物件の「イオン・タマン・ユニバーシティ・ショッピング・センター」では賃貸借契約満了に伴い、マスターリース契約の更新を行いました。内部成長としては、「イオンモール鈴鹿」において、フードコートの刷新や子どもの遊び場を新設するほか、館内の天窓や共通通路を改修し賃料増額を実現しました。また、「イオンレイクタウンmori」や「イオンモール成田」においては、物件のイメージ向上や機能性向上を目的とした工事を実施し賃料増額を実現しました。このように借主(マスターレッシー)と協働のうえ、物件の競争力強化や、機能維持及び向上を目的とした投資を推進しています。2024年7月期の業績は、営業収益21,161百万円、営業利益7,670百万円、経常利益6,670百万円、当期純利益6,598百万円となりました。
イオンリート投資法人の場合はスポンサーが実際に商業施設を営んでいるので小売りの統計やレポートよりも実際に生のデータによ分析をしているので商業施設の運用ノウハウは他のリテール系J-REITよりも確かなものを持っていると思います。
スポンサーの影響かサスティナビリティへの取り組みスピードが早い

財務は、2024年7月期末の有利子負債残高は188,400百万円であり、LTVは44.3%です。2024年7月末の長期有利子負債比率(有利子負債合計に対する長期有利子負債(1年内返済予定の長期借入金を含む。)の割合)は100.0%及び金利の固定化比率(有利子負債合計に対する金利支払いが固定化された有利子負債(金利スワップで固定化された有利子負債を含む。)の割合)は97.8%であり、LTVとあわせて引き続き健全かつ保守的な財務体質を保持しています。財務基盤をより強固なものとするため、有利子負債の返済期限の分散化及び長期化に取り組んでいます。2024年1月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
イオンリート投資法人はサスティナビリティへの取り組みによるスピードが早く、物件に対する評価として、2024年7月期においては、合計3物件(DBJ Green Building認証2物件、CASBEE不動産評価認証1物件)にて認証を再取得しました。2024年7月31日(第23期末)時点で保有物件の第三者認証取得率は、86.8%(総賃貸可能面積ベース)であり、DBJ Green Building認証が31物件、BELS認証物件が1物件、CASBEE不動産評価認証が4物件となっています。
この他、資産運用会社において2024年3月に「健康経営優良法人 2024(中小規模法人部門)」の認定を5年連続取得しており、今後も投資法人及び資産運用会社はともにESGに対する積極的な取組みを進めていくとしています。
