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スターアジア不動産投資法人・第8期(2020年1月期)決算・一口当たり分配金は2,788円

スターアジア不動産投資法人2020年1月期決算
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2020年3月13日にスターアジア不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,770円のところ2,788円で着地しました。

目次

合併を控え動きは限定的

スターアジア不動産投資法人2020年1月期決算NOI推移

さくら総合リート投資法人との合併を控えているスターアジア不動産投資法人の2020年1月期の動きですが合併により資産規模が拡大するという予測を立てているためか外部成長による動きはありませんでした。しかし、2019年8月6日にスポンサーSPCとの間で4物件の優先交渉契約を締結しているため資金調達の目途がたてばいつでも取得できる状況です。
一方で運用面については運用資産における稼働率の維持向上、賃料増額、管理運営コストの削減に継続的に注力したと発表しています。2020年1月期末における運用資産(取得価格の合計102,374百万円)の稼働率は98.1%と引き続き高水準となっています。上記の運用の結果、投資法人は2020年1月期の実績として営業収益3,227百万円、営業利益1,721百万円、経常利益1,494百万円、当期純利益1,493百万円を計上しました。

コロナウイルスに対するスポンサーのスタンスは?

スターアジア不動産投資法人2020年1月期決算LTV・DSCR推移

財務面については、2020年1月期期も引き続き、財務基盤の安定性向上を図るべく、返済期限の分散、金利変動リスクを低減するための支払金利の固定化を意識した財務運営を行っています。2020年1月期末日(2020年1月31日)の借入残高は、51,580百万円となり、LTVは47.0%となりました。
ところでスターアジア不動産投資法人のスポンサーはコロナウイルスが猛威を振るっている中国です。(今やイランやイタリアでも猛威を振るっていますが・・・)スポンサー自身も事業としてあまり上手くいっていないはずですが、これまでのようにJ-REITに関わることができるのか?、スポンサーとして物件供給、レンダーに対しての信用力供与ができるのか?といった点については不安定としか現状は評価できないと思いま
す。
スターアジア不動産投資法人はさくら総合リート投資法人との合併も分かりますが、投資法人というより資産運用会社を通してスポンサーの現状の中国での事業展開や収支について簡単でも公表した方が良いと思います。スターアジア不動産投資法人はこれといったサスティナビリティ対応を行っていませんが、スポンサーが本拠地である中国でコロナウイルスに対しどのような態度をとっているかを開示するだけでも投資家さんに対する安心感につながると思います。分配金を出せば文句はないだろ。という観点は捨てるべきだと思います。

スターアジア不動産投資法人2020年1月期決算

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