やっぱり離職率の低い保育園はほとんどないのでしょうか?

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保育士
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■保育士はやめてしまう人が多い職業

保育士は数年で辞めてしまう人がとても多い職業です。保育士=辛いというイメージはそこから来ていますが、
その一番の理由は保育園での人間関係であると考えられています。

しかし、人間関係の良くない保育園は給料が低いことや、残業が多すぎること、園長や主任が
やる気がないことなど、さまざまな原因が隠されています。

人間関係が良好な保育園も中にはありますが、給料が適正な金額であることや、園長や主任の
役割がはっきりしていて、頼りがいがあること、また土日祝日が完全に休みであることなどが理由です。

つまり、保育園自体の環境が整っていないと、保育士同士の人間関係も良好にはならないのです。
離職率が高い保育園がほとんどなのは、こうした保育士たちの働く環境も原因なのです。

そして、人間関係以外にも以下のような原因で保育士を離職することが多いです。

■保育士たちの離職理由

憧れの保育士になったというのに、すぐにやめてしまう人が多いのは何故なのでしょうか?
ここでは、その理由を4つに絞りお話ししていきます。

「子供への接し方が分からない」

保育士は保育園へ通っている子供たちの面倒を見るのがメインの仕事となります。
素直で明るい子なら、とても扱いやすいのですが、そうした子供たちだけではありません。

言うことを全く聞いてくれない子供や、クラスの輪に入れない子供など問題のある子供は
意外と多くいます。こういった子供に対して手を焼くことはとても疲れることなのです。

さらに、乳児クラスになると、ミルクをあげたり、排せつを手伝ったり、処理したりと手がかかります。
毎日毎日繰り返しているうちにしんどくなってしまうのです。

「保護者との接し方が分からない」

保育園は子供たちの面倒以外にも、保護者への対応もとても大切です。

苦情を言ってくる保護者や子供に無関心の保護者など、さまざまな保護者がいますので、
そういった場合は、心身ともに辛くなってしまいます。

問題のある保護者への対応は、プレッシャーもありますし、離職の原因になります。

「勤務時間が長い」

子供たちは提示で帰ってくれるとは限りません。延長保育のお子さんも
いますので、その子が返るまで当然、保育士は面倒を見ていなければなりません。

また、土曜日もやっている保育園ですと、当然プライベートの時間をとりづらいですし、休日も返上と
いうことも少なくありません。束縛されている時間が他の職業と比べて長いと言えます。

一般企業に勤めている友人や恋人と会う時間も余り持てませんので、そういった理由で辞める人もいます。

「体力的にもたない」

保育士は子供の面倒を見る以外にも書類作りなどの残業があります。

よちよち歩きを始める1歳~2歳児のクラスでは、一日中子供から目を離すことができません。
また、お散歩をしたり遠足に出かけたりと園から外出することもしばしばです。

そして、4~5歳児のクラスになると園庭で走り回ったりしますので、体力の消耗も激しくなります。
保育士は年齢が上がってきたら、それなりに体調を考えて子供たちと接する必要があります。

■長く働ける保育園かどうか見極めるコツ

では、どのような保育園なら長く働きつづけられるのでしょうか?
ここからは長く働きつづけられる保育園の特徴をご紹介いたします。

・土日が完全に休日

土曜日・日曜日が完全休日の保育園はとても働きやすいものです。
休日がシッカリしていると、保育士たちも心に余裕が生まれ人間関係も安定していきます。

プライベートが充実している方が仕事に対する意気込みも上がりますし、いい状態で
保育士を続けることができます。

・残業が少ない

保育士は残業に苦しめられるものですが、中には残業が少ない保育園やない保育園もあります。
そういった保育園は人間関係も良好なところが多いです。

・保育士の年齢層が幅広い

20代の保育士ばかりがいる保育園は保育士の入れ替わりが激しい証拠です。反対に高齢の保育士
ばかりがいる保育園は、高齢の保育士の圧力で若い保育士がすぐにやめている証拠です。

幅広い年齢層の保育士がバランスよくいる保育園が理想です。働き出す前に見学などに行きましょう。
また自分と同じ年齢層の保育士がどのような感じかを、チェックすることができればしておきましょう。

■離職率の低い保育園は少ないので妥協を!

理想に近い保育園を探していると、何度も保育園を変えなければならなくなってしまいます。
不満はあるけど我慢できるくらいの保育園で長く働くことを考えて保育士を続けていく事が大切なのです。

また、自分で出来る対処法を探して自分から環境を少しでも変えようとすることも大事です。

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