2023年10月13日にGLP投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,751円のところ3,370円で着地しました。
賃料増額率(3年平均)は6%台まで拡大

2023年8月期の物流施設の市況において、GLP投資法人は、物流不動産への強い需要を踏まえ、資産の売却益を分配金として投資主に還元することを目的として、既存物件であるGLP江別にかかる信託受益権を 2023年8月16日付にて譲渡しました(譲渡価格:3,530百万円、売却益:2,183百万円)。また、新規物件取得によるポートフォリオの質及び収益性の向上の両立を目的として、短縮マーケティング型のグローバル・オファリングであるAcceleratedGlobalOfferingを実行し、当該増資及び新規借入れによる調達資金をもって、次世代型最新鋭物流施設であるGLPALFALINK相模原4の準共有持分を含むGLP開発物件4物件(GLPALFALINK相模原4(準共有持分30%)、GLP岡山総社Ⅲ、GLP福岡粕屋、GLP沖縄浦添)を2023年6月1日付にて取得しました(取得価格合計:58,230 百万円)。内部成長の観点では、スポンサーである GLP グループのリーシングチームと協働し、テナントの需要をきめ細かく捉えることで、上場来 22 期連続での賃料増額を達成しています。
上記の取り組み及びグローバルに先進的物流施設を提供するGLPグループの強力なサポートの下でのポートフォリオの適切な管理・運営の結果、2023年8月期末の保有物件は92物件(取得価格合計895,343百万円)、当期末時点のポートフォリオ稼働率は99.5%と高い水準を維持しています。2023年8月期の業績は営業収益27,954百万円、営業利益15,325百万円、経常利益13,790百万円、当期純利益14,035百万円となりました。なお、
2023年8月期末の鑑定評価額合計は1,144,234百万円となっており、含み益は290,870百万円、含み益率は34.1%に達しました。また、ESGの取組みについては、2023 年に実施された GRESB リアルエステイト評価において、4年続けて最高位の「5Star」の評価を取得するとともに、3年連続で上場物流不動産セクター世界1位に選出される等、引き続き高い評価を獲得しています。
低利なESGローン等の活用を通じて金利コストの上昇の抑制に取り組み

資金調達面の動きとしては、強固なバンクリレーションシップのもと、財務の安定性と投資主価値向上の最適なバランスを追求した運用を行っており、返済期限の分散化を図りつつ、金利コストの上昇を抑える取り組みとともに適切なLTV水準を維持しています。当期におきましては、2023年6月1日付取得4物件の取得資金及び関連費用の一部に充当するため、同日付で26,500百万円の新規の借入を実施しました。さらに、2023年6月1日に銀行借入により資金調達した全額(26,500百万円)を 2023年6月16日に期限前返済し、同日付で26,150百万円の銀行借入によりリファイナンスを行い、借入期間を長期化しました。また、2023年7月7日に満期日を迎えた第10回無担保投資法人債2,000百万円及び2023年7月31日に満期日を迎えた銀行借入 8,000百万円について、2023年7月26日発行の第22回無担保投資法人債(サステナビリティボンド)2,600百万円及び、2023年7月31日付の銀行借入7,400百万円でリファイナンスを行いました。上記の結果、2023年8月期末時点の有利子負債残高は396,560百万円(借入金残高341,460百万円、投資法人債残高55,100百万円)、LTVは 44.2%となっています。2023年4月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付の見通し:安定的
