2024年10月15日にGLP投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,885円のところ3,158円で着地しました。
尚、利益超過分配金299円が含まれています。
輸送費を含む全体の物流コスト削減のニーズに合致している可能性はある

2024年8月期の物流不動産への強い需要を踏まえ、資産の売却益を分配金として投資主に還元すること及び売却資産の簿価を自己投資口取得等の投資に充当することを目的として、既存物件である GLP船橋、GLP藤前にかかる信託受益権を2024年8月23日付にて譲渡しました(譲渡価格:5,000百万円、売却益:1,112百万円)。 また、今後の外部成長機会を見据えて、新たに次世代型最新鋭物流施設であるGLPALFALINK茨木2の優先交渉権を取得する等、パイプライン物件を拡充しています。
内部成長の観点では、スポンサーであるGLPグループのリーシングチームと協働し、テナントの需要をきめ細かく捉えることで、上場来24期連続での賃料増額を達成しています。また、物価上昇傾向が強まる環境において、リース契約に設けた CPI 連動条項を活用し、リース契約の更新期のみならず契約期間中においても賃料増額を実現する等、内部成長を拡大させています。これらの取り組み及びグローバルに先進的物流施設を提供するGLPグループの強力なサポートの下でのポートフォリオの適切な管理・運営の結果、2024年8月期末の保有物件は90物件(取得価格合計891,655百万円)、2024年8月期末時点のポートフォリオ稼働率は99.5%と高い水準を維持しています。なお、鑑定評価額合計は1,146,870百万円となっており、含み益は303,185百万円、含み益率は35.9%に達しました。また、ESGの取組みについては、2024年に実施されたGRESBリアルエステイト評価において、5年続けて最高位の「5 Star」の評価を取得する等、引き続き高い評価を獲得しています。2024年8月期の業績は営業収益27,448百万円、営業利益14,754百万円、経常利益13,112百万円、当期純利益14,003百万円となりました。
LTVは上昇傾向にあるがそれぞも44.5%

資金調達面の動きとしては、強固なバンクリレーションシップのもと、財務の安定性と投資主価値向上の最適なバランスを追求した運用を行っており、返済期限の分散化を図りつつ、金利コストの上昇を抑える取組みとともに適切なLTV水準を維持しています。 2024年8月期におきましては、2024年7月30日に満期日を迎えた第2回無担保投資法人債2,000百万円について、需給環境をはじめとした投資法人債の発行市場の環境や金利市場の環境などを考慮し、本来の満期日から前倒しで2024年5月28日に発行した第23回無担保投資法人債2,000百万円によりリファイナンスを行いました。 上記の結果、当期末時点の有利子負債残高は396,560百万円(借入金残高341,460百万円、投資法人債残高55,100百万円)、LTVは44.6%となっています。2024年8月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
