2025年9月17日に三井不動産ロジスティクスパーク投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,629円のところ3,629円で着地しました。
アドバンス・ロジスティクス投資法人と合併後初決算

2025年7月期は、アドバンス・ロジスティクス投資法人と合併し、資産規模の飛躍的な拡大に加え、総合デベロッパーである三井不動産㈱と、大手総合商社である伊藤忠グループによるダブルスポンサー体制を構築することとなりました。両社の強固なサポートを最大限に活用することで、保有資産の安定的な運用を着実に進めており、更なる投資主価値の向上を図ってまいります。投資法人では、ESGへの取組みを推進しています。資産運用会社における「ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する方針」に則り、物流施設の運営等を通じた環境負荷の軽減や地域社会、従業員等ステークホルダーへの貢献等、ESGへの取組みを進めています。合併により第18期末時点で235億円の内部留保を確保し、今後、分配金の安定成長に活用するとしています。
合併で取得した物件以外の外部成長は、2025年5月にアイミッションズパーク吉川美南(準共有持分50%)(取得価格:3,019百万円)を取得しました。また、重点戦略エリア外の物件、大規模シングルテナントの物件であることから、2025年7月31日にはアイミッションズパーク印西の譲渡(準共有持分30%)(譲渡価格:29,100百万円)、2025年9月30日にLOGITRES佐野の譲渡(譲渡予定価格:1,450百万円)する旨を発表しました。
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人では、首都圏空室率は二極化。今後は建築費高騰により、物件供給は減少し、全体の空室率も徐々に改善していく見込みとしています。また、運用管理面では、突発的なテナント退去、空室率の高いエリア内にある一部物件の空室化で、稼働率は低下したものの、大部分の後継テナントが内定済みであると発表しています。契約更改面積22万㎡に対し、平均賃料改定率5.2%を達成しました。現在インフレを捉えた賃料上昇が可能なが賃貸借契約の比率が全体の89.9%ほどあるとしており、この大部分のテナントについて賃貸借期間の後半に賃料が上昇する契約及びCPIに連動して賃料が上昇する契約の締結を進めていくとしています。2025年7月期の業績は営業収益26,382百万円、営業利益10,501百万円、経常利益9,318百万円、当期純利益35,250百万円となりました。
合併したもののLTVは39.3%と前期より2.1%減少

財務戦略は、新投資口の発行、借入等の資金調達に際しては、安定的な財務運営を行うとともに、分配金については、キャッシュフロー(FFO)に基づき継続的に利益を超える金銭の分配(出資の払戻し)を行うことを通じて、安定的な分配金水準の確保及び効率的なキャッシュマネジメントを両立させることを目指すとしています。
2025年7月期においては、2024年11月1日付で効力の発生したADLとの合併により、短期借入金7,300百万円、長期借入金50,300百万円及び投資法人債3,500百万円の総額61,100百万円の有利子負債を受け入れました。また、期中に返済期日が到来した長期借入金7,550百万円及び短期借入金7,300百万円の返済資金として長期借入金14,100百万円の借入れを行いました。また、期中に償還期日が到来した投資法人債1,500百万円の償還資金として長期借入金1,500百万円の借入れを行いました。また、資産の取得等に際し、新たに長期借入金9,700百万円の借入れを行いました。また、合併関連費用及び資産の取得等に際し、新たに短期借入金9,000百万円の借入れを行い、期中に短期借入金14,000百万円の返済を行いました。また、資産譲渡資金を返済原資として、長期借入金2,500百万円の期限前弁済を行いました。その結果、2025年7月期末における有利子負債の残高は総額222,250百万円(1年内返済予定の長期借入金18,500百万円、投資法人債7,000百万円及び長期借入金196,750百万円)、LTVは39.3%となりました。
