2025年9月17日に産業ファンド投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,450円のところ3,477円で着地しました。
IIF泉佐野FP&LCではNOIベースで+35.1%の賃料増加

2025年7月期において外部成長の実績として、2025年2月20日付で、2022年より再開発事業を推進してきたIIF羽村ロジスティクスセンターの再開発後の物流施設を、また2025年6月30日付で、KKRグループとのCREカーブアウト案件として、KKRグループ投資先の株式会社アルプス物流が保有する産業集積地かつ広域への交通の要衝に位置する同社の基幹物流拠点(本社を含みます。)を裏付け資産とした匿名組合出資持分(匿名組合出資総額のうちの16.5%)を取得しました。その一方、2025年3月31日付でIIF戸塚テクノロジーセンター(底地)(準共有持分35%)を譲渡し、不動産等売却益1,013百万円を計上しました。また、2025年7月30日付でIIF東大阪ロジスティクスセンターの譲渡、2025年9月17日付でIIF蒲田R&Dセンターの譲渡を公表し、IIF東大阪ロジスティクスセンターについては2025年7月期末後の2025年8月1日に準共有持分30%の譲渡を実施しており、2026年6月1日に準共有持分35%、2026年8月3日に準共有持分35%を譲渡する予定です。IIF蒲田R&Dセンターについては2025年10月1日に譲渡を予定しており、これらの資産の譲渡により合計約4,982百万円の不動産等売却益を2026年1月期、2026年7月期及び2027年1月期にかけて計上する予定です。内部成長の方は、契約満了・更改タイミングで賃料増額を行っており、IIF泉佐野FP&LCではNOIベースで+35.1%の増加を達成しています。IIF横浜都筑TCではCPI協議条項に基づく賃料改定でNOIベースで+7.5%の増加となっています。2025年7月期の実績は、営業収益22,708百万円、営業利益10,699百万円、経常利益9,296百万円となり、当期純利益9,295百万円となりました。
固定金利借入れを中心としつつ短期借入金も利用

財務面の動きについて、収益の安定的な確保と運用資産の持続的な成長を目的として、安定的かつ効率的な財務戦略を立案、実行することを基本方針としています。2025年7月期の有利子負債の調達については、2025年2月5日に長期借入金1,000百万円(借入期間7.0年)、同年2月28日に短期借入金400百万円及び長期借入金1,500百万円(平均借入期間8.1年)、同年3月6日に長期借入金1,500百万円(借入期間7.0年)、同年3月14日に長期借入金3,050百万円(平均借入期間8.2年)、同年3月17日に長期借入金2,500百万円(平均借入期間5.0年)、同年3月31日に長期借入金2,100百万円(平均借入期間4.4年)、同年4月18日に長期借入金1,500百万円(借入期間3.0年)、同年5月15日に長期借入金500百万円(借入期間6.0年)、同年5月30日に長期借入金2,500百万円(借入期間7.5年)を新規に借り入れ、返済期限を迎える長期借入金及び短期借入金(一部期限前弁済を含む。)を返済しました。これらの借換えを通じて、借入期間の長期固定化、金利コストの削減効果、及び将来的な財務施策の柔軟性確保等により、長期に安定的な分配金を確保できる財務体質を構築しています。これらの結果、2025年7月期末の有利子負債残高は281,333百万円、うち、長期借入金は264,033百万円(1年内返済予定の長期借入金を含む。)、短期借入金は2,100百万円、投資法人債は15,200百万円となっています。
