2023年5月23日に大和証券リビング投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,200円のところ2,200円で着地しました。
新規取得物件はレジデンスの割合が高め

2023年3月期は、物件の取得環境が一層厳しくなる中、以下の賃貸住宅7物件(取得価格11,258百万円)とヘルスケア施設1物件(取得価格6,280百万円)の合計8物件(取得価格17,538百万円)を取得しました。これらの物件は、投資法人の当期の収益に寄与するとともに、来期以降の収益拡大に寄与する予定。
2023年3月期新規取得物件
グランカーサ南千住(取得日:2022年10月4日、取得価格:1,159百万円)
グランカーサ曳舟(取得日:2022年10月4日、取得価格:2,760百万円)
セレニテ難波プリエ(取得日:2022年10月4日、取得価格:2,739百万円)
グランカーサ王子(取得日:2022年10月4日、取得価格:1,150百万円)
グランカーサ両国イースト(取得日:2022年10月4日、取得価格:1,120百万円)
グランカーサ田端(取得日:2022年10月4日、取得価格:825百万円)
グランカーサ蔵前(取得日:2023年3月6日、取得価格:1,505百万円)
サニーライフ芝浦(取得日:2022年10月4日、取得価格:6,280百万円)
レジデンスの内部成長は前期に続き『日次稼働率予測システム』の活用や既存諸施策等に引き続き注力した結果、期中平均稼働率は98.6%(前期は97.9%)となりました。また、入替え時賃料の増額にも引き続き注力した結果、2023年3月期は、総件数1,268件のうち850件で前賃料比の増額を実現し、件数ベースの上昇比率が67.0%、賃料ベースの上昇が+1.9%(前期は+1.5%)と前期に続いて上昇傾向を維持し、増収に寄与しました。賃貸事業費用については、高額工事承認委員会を通した修繕費及び再商品化工事費用の抑制等の既存諸施策に注力しました。当期は、アフターコロナや経済情勢の変化による生活様式に変わりつつある賃貸市場の動向を勘案し、成約キャンペーンや条件改定等を行い、稼働率は前期より向上しました。
ヘルスケア施設は、安定的な収益を獲得し、投資主価値の維持・向上に資するために、運営主体であるオペレーターの信用力、運営力等が安定稼働を実現するうえで重要な要素であると考えており、オペレーターへのモニタリングを実施しています。当期は引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を注視しつつ、施設への訪問やWeb会議システムを利用した面談を施設管理者や本社担当者と実施し、ヒアリング等を行っています。2023年3月期末時点での新型コロナウイルス感染症による業績への影響は無いと述べています。またオペレーターとの賃貸借契約の中途解約、賃料の減免や支払猶予等、契約条件の変更事案は無し。ヘルスケア施設の期中平均稼働率は100.0%となっています。上記の運用の結果、実績は、営業収益11,898百万円、営業利益5,571百万円、経常利益4,829百万円、当期純利益は4,828百万円となりました。
新規物件取得の増資で投資口数が増加

2023年3月期の財務の動きですが、エクイティ面は新規物件の取得資金及び借入金の返済資金に充当するため、以下の新投資口の発行及び借入れを行いました。・2022年10月3日払込、発行投資口数53,333口、1口当たり発行価格114,387円、発行価額の総額5,900百万円による新規投資口の発行を行い、2022年10月4日付取得物件の取得資金等の一部に充当しました。
デッド面の動き2022年10月4日付取得物件の取得資金等の一部として、同日に総額6,450百万円の借入れを行いました。2022年10月19日払込、発行価額の総額295百万円の第三者割当による新規投資口の発行を行い、手元資金に充当しました。2022年10月31日に返済期日を迎えた長期借入金総額2,400百万円の返済資金として、同日に既存取引行と同額の借換えを行いました。2022年12月30日に返済期日を迎えた長期借入金総額2,000百万円の返済資金として、同日に既存取引行と同額の借換えを行いました。2023年3月31日に返済期日を迎えた長期借入金総額5,000百万円の返済資金として、同日に既存取引行と同額の借換えを行いました。上記の結果、借入期間の長期化を実現するとともに、返済期日の分散化を図ることができました。また、投資法人の当期末時点の総資産有利子負債比率は51.3%、長期有利子負債比率(1年内返済予定有利子負債を除く)は89.1%、金利固定化比率は69.1%となりました。
