2021年8月17日に日本リート投資法人の決算が発表されました。分配金は当初の予想一口当たり分配金が10,643円のところ10,800円で着地しました。
6棟取得でポートフォリオバランスを強化

日本リート投資法人は2020年12月期末時点で、合計100物件の運用資産(取得価格合計255,406百万円)及び匿名組合出資持分2件(出資額合計120百万円、出資先運用資産数合計10物件)を保有していました。
2021年6月期においては、2021年2月から3月にかけて物件の入替えを実施し、以下のとおり、運用資産3物件の譲渡(譲渡価格非開示)及び6物件の取得(取得価格合計5,063百万円)を行いました。
2021年6月期譲渡物件
東池袋センタービル(譲渡価格:非開示、譲渡日:2021年2月25日)
FORECAST内神田(譲渡価格:非開示、非開示、譲渡日:2021年2月25日)
丸の内三丁目ビル(譲渡価格:非開示、非開示、譲渡日:2021年2月25日)
2021年6月取得物件
天翔新橋5丁目ビル(取得価格:1,200百万円、取得日:2021年2月25日)
レジデンス錦糸町(取得価格:700百万円、取得日:2021年2月26日)
マイスターハウス川崎(取得価格:709百万円、取得日:2021年2月26日)
リエス鶴舞(取得価格:1,082百万円、取得日:2021年2月26日)
小松原山元マンション(取得価格:670百万円、取得日:2021年2月26日)
ベレーサ金山(取得価格:702百万円、取得日:2021年3月1日)
また、外部成長のためのパイプラインとして、以下の匿名組合出資持分を取得し、その出資先運用資産6物件について優先交渉権を取得しました。その結果、当期末現在のポートフォリオは、オフィス65物件(取得価格合計187,750百万円)、住宅36物件(取得価格合計59,212百万円)、商業施設2物件(取得価格合計8,120百万円)の合計103物件(取得価格合計255,083百万円)及び匿名組合出資持分2件(出資額合計120百万円、出資先運用資産数合計14物件)となっており、本投資法人が保有する合計103物件の総賃貸面積は308,713.24㎡となっています。内部成長面の取組みはポートフォリオの資産価値を維持・向上する運営管理を重視し、新規及び既存テナントに対する積極的な営業活動を展開するとともに、既存テナントとのリレーション強化によりテナントニーズや物件毎の特性を踏まえた物件競争力の向上に繋がる施策を実施しました。こうした取組みにより、当期末現在のポートフォリオの稼働率は97.8%と高水準を維持しています。
物件取得によりLTVは拡大傾向

日本リート投資法人は、中長期的に安定した財務基盤を構築するため、分散され、バランスのとれた資金調達を行うことを財務戦略の基本方針としています。有利子負債については、LTVの上限について60%を目途としていますが、45%から55%の間の水準で推移させることを当面のLTV水準に関する方針としています。借入先については、2021年6月期末もシンジケートローン団を中心とした強固なバンクフォーメーションを維持していきます。
2021年6月期は2021年4月20日に返済期限の到来した借入金8,500百万円のリファイナンスにあたり、同日付で8,500百万円の借入れを行いました。その結果、2021年6月期末現在の有利子負債残高は132,620百万円となり、LTVは48.0%となりました。2021年6月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付の見通し:安定的
