2023年1月17日にSOSiLA物流リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,654円のところ2,671円で着地しました。
存在感を発揮するには更なる物件取得が必要

2022年9月1日にLiCS富士メンテナンスセンター(取得価格1,150百万円)、2022年11月1日にLiCS水戸(取得価格1,030百万円)を取得し、2022年11月期に2物件(取得価格合計2,180百万円)を取得しました。この結果、投資法人が2022年11月期末で保有する物件は15物件、取得価格の合計は123,242百万円となっています。また、保有15物件の稼働率は100.0%と良好な稼働状況を維持しています。コスト面について水光熱費上昇の影響は限定的であるとしています。また、ESGへの取組みを強化しています。当期においては、2022年9月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の定性的シナリオ分析の結果を本投資法人のウェブサイトに開示し、2022年10月にGRESBリアルエステイト評価において参加2年目で最高位「5 Stars」を獲得しました。2022年11月期の業績は、営業収益3,823百万円、営業利益1,778百万円、経常利益1,611百万円、当期純利益1,610百万円となりました。
運用物件はSOSiLAとLiCSの2つのブランドで構成され、スポンサーパイプラインから取得するSOSiLAへの重点投資に加え、第三者からLiCSを取得することでポートフォリオの多様化・充実を図っています。SOSiLAシリーズは、開発において原則として人口密度が高く消費地に近い都市部をカバーできる立地戦略を採っています。物流施設が建設可能な立地の中でも、都市部に近接した立地を基本としているため、輸送費の削減と労働力の確保の両面から競争力のある立地に所在しており、配送の多頻度化にも対応可能としています。
発行済投資口数が少なく投資口価格の増減が激しい

財務戦略は、スポンサーである住友商事が有する高い信用力を背景に、また、住友商事グループが有する金融機関とのリレーションも必要に応じて活用することで、金融機関と良好な関係を構築することを企図しています。また、このような効率的な財務運営を行うことによって将来への成長余力を残すとともに、減価償却費の30%を目途とした継続的な利益超過分配によって、安定的な分配金水準の確保及び効率的なキャッシュマネジメントを目指します。
2022年11月期の財務の動きは、2022年7月7日に第1回無担保投資法人債(グリーンボンド)1,600百万円を発行し、2022年7月29日に短期借入金1,600百万円の期限前弁済を行いました。また、2022年8月31日に短期借入金790百万円の期限前弁済を行い、2022年11月30日に短期借入金1,400百万円の借換えを行いました。これらの結果、2022年11月期末の有利子負債残高は、49,200百万円となりました。LTVは38.5%となっています。2022年11月期に格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA-、格付の見通し:安定的
