2025年1月17日にアクティビア・プロパティーズ投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が9,300円のところ9,300円で着地しました。
好立地を生かしテナントの業種によって賃料増額に生かす試みは素晴らしい

2024年10月28日に「合同会社京都インベストメント 匿名組合出資持分」(取得価格300百万円)を取得しました。この結果、2024年11月期末時点の投資法人の保有資産合計は45物件(取得価格合計541,800百万円)、総賃貸可能面積は443,846.30㎡(134,261坪)となりました。渋谷圏の物件を中心としたリーシング期間が短縮したことで賃料発生稼働率は予想よりも前倒しで上昇しています。今後もオフィスビルはテナント満足度向上やバリューアップ工事を活用し賃料増額を目指す考えです。商業施設の方は、テナントの出店意欲改善により稼働率が回復しています。icotなかもず、A-PLACE心斎橋などでは賃料の増額改定が進んでいます。また、好立地の商業施設では一歩踏み込んだ賃料増額施策も打っており、賃料負担力の高い、旗艦店やグローバル企業、ラグジュアリーブランド等のテナントが集積する路面区画の増額に注力しています。A-PLACE心斎橋、キュープラザ心斎橋がある心斎橋エリア、キュープラザ原宿、東急プラザ表参道オモカドがある表参道エリアは今後も賃料増額が見込めそうです。
ホテルの運用状況は、RevPARはコロナ前の水準を超過するなど好調です。中でも神戸旧居留地25番館、A-FLAG札幌は歩合賃料の設定があり、毎期ホテル売上歩合賃料が計上される見込みだということです。上記運用の結果、当期は営業収益15,708百万円、営業利益7,802百万円、経常利益6,746百万円、当期純利益6,745百万円となりました。
コミットメントライン+極度借入額の範囲内で毎期の返済額を調整している

2024年11月期においては、返済期日が到来した借入金の返済や償還期限が到来した投資法人債の償還等のため、16,000百万円の借入を行い、引き続き返済期限の分散等による財務基盤の安定性維持に努めました。この結果、2024年11月期末時点における有利子負債残高は264,850百万円(借入金242,150百万円、投資法人債22,700百万円)となりました。また、LTVは2024年11月期末時点で47.3%、長期比率100.0%、固定金利比率92.4%となりました。
サスティナビリティの一環として環境負荷軽減工事を積極的に取り組んでおり、2024年11月期としては、「目黒東急ビル」で照明のLED化工事を実施いたしました。運用会社である東急不動産リート・マネジメント株式会社のグリーン調達基準に則った環境に配慮した製品を活用しており、電気使用量が66%削減される見込みだとしています。また、「A-PLACE馬車道」において、トイレ改修工事を実施いたしました。これにより、水使用量を75%削減する節水効果を見込んでいます。このほか、グリーンビル認証の取得にも毎期継続的に取組んでおり、2024年11月はCASBEE不動産認証を「目黒東急ビル(Sランク)」で取得したほか、BELS認証を「A-PLACE田町イースト(★★★)」で取得いたしました。これにより、グリーンビル認証取得数の合計は36物件、延床面積ベースで76.8%となっています。
