2025年7月16日にアクティビア・プロパティーズ投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が8,700円のところ8,731円で着地しました。
マーケット全体を見ても得意としている渋谷地域は空室率が低い

外部成長としては2025年3月27日に「柏ロジインベストメント合同会社 匿名組合出資持分」(取得価格276百万円)、2025年4月3日に「合同会社CA-1 B号匿名組合出資持分」(取得価格1,000百万円)を取得しました。 この結果、2025年5月期末時点の投資法人の保有物件合計は45物件(取得価格合計541,800百万円)、総賃貸可能面積は443,875.29㎡(134,270坪)となりました。内部成長としては、前期に続きテナント入替等に伴う賃料増額(+47百万円)や、ホテル・商業施設の変動賃料分の増加(+68百万円))に好調に推移しました。
商業施設のマーケットは、訪日外国人の増加や所得環境の改善等により、賃料負担力の高いテナントの出店ニーズの増加がみられたこと、賃貸オフィス市場は、前年竣工の新築大型ビルの空室消化等によって、空室率の低下がみられるなど追い風が吹いている状況と言えます。アクティビア・プロパティーズ投資法人が得意としている「渋谷区」では三鬼商事株のマーケットレポートによると空室率が2.49%となっており他の東京都内の地域と比べると低い空室率で推移していることからテナント入替による賃料増額は行いやすい環境であったことと思います。2025年5月期は営業収益15,881百万円、営業利益8,028百万円、経常利益6,915百万円、当期純利益6,914百万円となりました。
平均金利は上昇傾向0.64%→0.7%に増加

2025年5月期においては、返済期日が到来した借入金の返済や償還期限が到来した投資法人債の償還等のため、19,178百万円の借入を行い、引き続き返済期限の分散等による財務基盤の安定性維持に努めました。この結果、2025年5月期末時点における有利子負債残高は264,848百万円(借入金244,148百万円、投資法人債20,700百万円)となりました。また、LTVについては、2025年5月期末時点で47.3%、長期比率99.2%、固定金利比率89.5%となりました。2025年5月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
サスティナビリティの取り組みとして、環境負荷軽減工事としては、「デックス東京ビーチ」で照明のLED化工事を実施いたしました。運用会社である東急不動産リート・マネジメント株式会社のグリーン調達基準に則った環境に配慮した製品を活用しており、電気使用量が76%削減される見込み。また、「A-PLACE青山」において、トイレ改修工事を実施しました。これにより、水使用量を69%削減する節水効果を見込んでおります。 このほか、グリーンビル認証の取得にも毎期継続的に取組んでおり、当期はCASBEE不動産認証を「キュープラザ原宿(高層棟・店舗部分)(Sランク)」で取得したほか、BELS認証を「A-PLACE渋谷南平台(★★★★)」で取得しました。これにより、グリーンビル認証取得数の合計は34物件、延床面積ベースで69.8%となっています。
