2025年7月16日に平和不動産リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,750円のところ3,850円で着地しました。
賃料収入年成長率+2%が目標

2025年5月期の外部成長は、ポートフォリオの収益性の改善及び質の向上を目的とし、2025年3月19日付でレジデンス1物件(Re-110 HF目黒行人坂レジデンス(信託受益権、取得価格:5,300百万円))及び2025年3月28日付でオフィス1物件(Of-60 パークイースト札幌(信託受益権(準共有持分割合45%)、取得価格:2,700百万円))並びに2025年5月9日付でレジデンス4物件(Re-111 HF西巣鴨レジデンス(不動産、取得価格:1,040百万円)、Re-112 HF西巣鴨レジデンスⅡ(不動産、取得価格:880百万円)、Re-113 HF東武練馬レジデンス(不動産、取得価格:1,050百万円)及びRe-114 HF両国レジデンスEAST(不動産、取得価格:880百万円))を取得しました。また、2025年3月19日付でオフィス1物件(Of-34 麹町HFビル(信託受益権、取得価格:1,350百万円))、2025年5月30日付でレジデンス1物件(Re-64 HF東心斎橋レジデンス(信託受益権、取得価格:566百万円))を売却しました。この結果、2025年5月期末時点での運用資産は、オフィス44物件(取得価格の合計:124,068百万円)、レジデンス87物件(取得価格の合計:123,133百万円)の合計131物件(取得価格の合計:247,201百万円)となっています。
従来から稼働率の維持向上に注力することにより、収益の向上に努めて参りましたが、2025年5月期においても、空室期間の短縮化に努めたテナントリーシング活動及びテナントニーズや物件毎の特性を踏まえた計画的なバリューアップ投資に取り組みました。こうした取組みによって物件の競争力の維持向上に努めた成果もあり、全運用資産合計の稼働率は、2025年5月期末時点で97.1%となり、前期末時点の97.5%から期中を通じて高稼働で安定的に推移させることができ、期中月末平均稼働率は97.2%となりました。フィス、レジデンス双方において、目標とする賃料収入年成長率+2%成長を達成。ポートフォリオ全体の賃料収入は年率+2.3%成長を実現しています。今後中期目標として賃料収入年成長率+5%を目指すとしています。
また、従来から継続して取り組んでいる運用資産の名称変更についても引き続き行っいるようで、名称変更を予定している物件は以下の通りです。
北2条ビル→HF北二条ビルディング(変更日:2025年4月1日)
進和江坂ビル→HF江坂駅前ビルディング(変更日:2025年6月1日)
フロンティアテラス目黒→HF目黒行人坂レジデンス(変更日:2025年7月1日)
ハーモニーレジデンス西巣鴨→HHF西巣鴨レジデンス(変更日:2025年10月1日)
ハーモニーレジデンス東京巣鴨WEST→HF西巣鴨レジデンスⅡ(変更日:2025年10月1日)
ハーモニーレジデンス板橋徳丸→HF東武練馬レジデンス(変更日:2025年10月1日)
ハーモニーレジデンス東京両国パークフロント→HF両国レジデンスEAST(変更日:2025年10月1日)
2025年5月期の実績として、営業収益は10,154百万円、営業利益は5,556百万円となり、借入金に係る支払利息等を控除した後の経常利益は4,882百万円、当期純利益は4,881百万円を計上しました。
有利子負債の固定金利比率は70%で維持

2025年5月期は財務戦略として、財務基盤の安定化を図り、持続的な成長を可能とすることを目的とした施策に鋭意取り組んでいます。投資口の発行については、既存の投資主の権利の希薄化及び投資口の取引価格に与える影響等を考慮しつつ資金調達手段の一つとして検討していく。調達した資金については、物件取得を通じた資産規模の拡大、ポートフォリオの収益性及び質の向上、あるいはLTVの引き下げによる財務基盤の強化等に充てることで、中・長期的な視点での投資口価格、分配金及び1口当たりNAV等の投資主価値向上を目指していくとしています。借入金については適切なLTVをコントロールしながら、引き続き借入期間の維持・償還期限の分散化を図る一方で、今後の金利上昇リスクの低減や金融コストの低減を推進して方針です。
物件の取得資金等に充当することを目的として、期中において、合計11,850百万円の借入れを行いました。また、期中に元本返済期日を迎えた借入金(合計:6,897百万円)の返済資金に充当するため、6,897百万円の借入れを行いました。
これらにより、2025年5月期末時点の平均借入期間は7.1年、平均残存期間は4.0年、平均借入金利は1.08%、有利子負債額は125,887百万円、LTVは47.97%となりました。2025年5月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA-、格付けの見通し:安定的
