2025年9月16日にアドバンス・レジデンス投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,005円のところ3,192円で着地しました。
積極的な賃料増額とリノベーション工事を実施

2025年7月期は2025年3月28日にスポンサーグループが開発したレジディア板橋(取得価格1,958百万円)を取得しました。また、2025年3月6日に㈱ディア・ライフからレジディア南砂町(取得価格705百万円)を取得しました。一方で、第三者へ5物件(譲渡価格合計54億円)を譲渡しました。
<譲渡物件>
KC21ビル(譲渡価格:1,352百万円)
レジディア広瀬通(譲渡価格:782百万円)
レジディア白壁東(譲渡価格:1,020百万円)
レジディア丸の内(譲渡価格:1,190百万円)
レジディア白壁(譲渡価格:1,100百万円)
内部成長は、東京23区の転入超過数の増加等を背景に、賃貸マンションの需給環境は良好な状況であったため、テナント入替時及び更新時の賃料引き上げを積極的に行いました。その結果、ポートフォリオ全体の入替賃料変動率は過去最高の+16.2%、更新賃料変動率も過去最高の+3.1%となりました。2025年7月期の期中平均稼働率は、リノベーション工事に伴う空室の影響が見られたものの96.1%と高い水準を維持しました。賃料水準及び更新時の賃料引き上げ、そしてリノベーション工事による物件競争力の強化を促進しました。大規模修繕工事を行った物件を中心に、個別住戸についても設備更新や間取り変更等を伴うリノベーション工事をテナント入替時に実施することで、競争力の維持・向上に努めています。大規模修繕工事は、2025年7月期3物件(工事金額税込 合計649百万円)実施しました。また、リノベーション工事については、計305戸(工事金額税抜 合計1,351百万円)を実施しました。
コミットメントライン枠内で毎期の返済額をコントロール

財務戦略は、金利動向を注視し、低廉な金融コスト及び借入金等の返済期限分散化の実現を図るとともに、金利の固定化に留意した資金調達を実施しています。これにより、金融環境の変化に耐えうる強固な財務基盤の構築を図るとしています。2025年7月期の有利子負債調達は、総額173億円(平均支払金利(注7)1.00%、平均調達年数5.9年)の借入れ等を実施しました。これにより2025年7月期末の平均支払金利は0.66%から0.69%となりました。また、平均残存年数は4.6年から4.5年となりました。
また、2025年7月期中において、証券会社との自己投資口取得に係る取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付により、自己投資口を取得した上で、そのすべてにつき消却を行いました。当期において取得・消却した投資口の総数は13,698口(消却前の発行済投資口数の総口数に対する割合0.5%)となっています。
サステナビリティの取り組みについては、環境への取組みとしては、エネルギー消費量及び温室効果ガスの削減目標達成に向け、保有物件における電気消費量の実績カバー率を向上するべく、2025年7月期末270物件(延床面積ベースでポートフォリオの93.7%)に電力量計測システムを設置し、同システムにより専有部の電気消費量についても計測しています。また、省エネ対策の一環として保有物件における共有部照明のLED化を継続的に進め、当期は新たに7物件においてLED化を行い、2025年7月期末で165物件(物件数ベースでポートフォリオの57.7%)のLED化が完了しています。また、テナントに対しても、省エネルギーに係る各種啓蒙策を実施しています。2025年7月期末、環境認証・省エネ認証取得物件は、31物件(延床面積ベースでポートフォリオの33.4%)となっています。
