2023年9月15日にコンフォリア・レジデンシャル投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が5,620円のところ5,620円で着地しました。
シングルタイプは超過重要で稼働率UP

コンフォリア・レジデンシャル投資法人の外部成長は、スポンサーである東急不動産による開発物件の取得のほか、安定稼働している優良な居住用資産を継続的・安定的に取得していく方針です。このほか、スポンサー以外の東急不動産ホールディングスグループの広範な情報ネットワークによる不動産仲介能力を活用し、優良な居住用資産の取得及び安定的な運用及び収益力の強化を図っていく方針を採っています。
2023年7月期は2023年2月にコンフォリア西大井(準共有持分51%)を譲渡し、ニチイホーム川口他1物件を取得しました。その後、2023年3月にコンフォリア要町他2物件を取得し、2023年4月にネイバーズ東十条他4物件を取得しました。その結果、2023年7月期末における投資法人の保有資産は157物件、取得価格の合計299,960百万円となっております。投資法人は「コンフォリア」シリーズ物件の管理実績が豊富な東急住宅リース株式会社を中心にプロパティ・マネジメント業務を委託し、「コンフォリア」シリーズのもと、統一性のある運用を進め、運営の効率化、空室期間の短縮化に努めています。2023年7月期の実績として営業収益10,680百万円、営業利益4,846百万円、経常利益4,147百万円、当期純利益4,138百万円を計上しました。
1R、1Kなどのシングルタイプは超過需要により稼働率が上がっています。またシングルタイプに入居する入居者賃料負担力が上昇していると判断し賃料増額も実現しています。一時期は都内から人が脱出しているように言われていましたが、結局コロナが終われば人は戻ってくるということが分かります。
平均残存年数と加重平均金利を意識したリファイナンスを実施

財務戦略は金利上昇リスク、リファイナンスリスクへの対応を考慮し、財務体質の健全性及び収益の安定性に留意した調達活動を行います。借入金については、機動性を重視した短期資金調達と、長期の安定的な資金調達とを効率的に組み合わせた資金調達を行います。また、新投資口の発行については、LTVの上限を概ね60%程度とした上で、物件取得等の資金需要、投資法人の財務状況に応じて、市場動向及び分配金水準等に留意しながら、検討を行います。
2023年7月期もその戦略に基づき資金調達を実施しました。その結果、2023年7月期末時点における出資総額は142,425百万円、有利子負債は164,010百万円であり、LTVについては、2023年7月期末時点で51.5%、期末における有利子負債の平均残存年数は4.3年、長期比率は86.7%、固定化比率は94.6%となっています。2023年7月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA-、格付の見通し:安定的
