2023年8月25日にジャパン・ホテル・リート投資法人の中間決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が4,830円となっています。
資本的支出を償却後NOIベースで7年回収を基準にコントロール

2025年1月に博多中洲ワシントンホテルプラザ(譲渡価格4,610百万円)を売却し、2025年2月にヒルトン福岡シーホーク(取得価格64,350百万円)を取得しました。固定賃料のみの普通借家契約により賃料の上昇余地が限定的であった博多中洲ワシントンホテルプラザを売却するとともに、国内外のレジャー需要が中長期的に期待できる地域において高い競争力を持つホテルであるヒルトン福岡シーホークを取得したことにより、投資法人のポートフォリオの質の向上を図りました。
内部成長については、ホテルを運営する各ホテルの賃借人及びオペレーターとの緊密なコミュニケーションを通じ、客室改装を活かした宿泊単価の引き上げや、効果的なマーケティング施策・精緻なレベニューマネジメントに伴う国内外レジャー需要の高単価での取り込みなどにより、収益向上を図りました。併せて、運営コストの削減のための施策等にも継続して取り組み、利益率の向上に努めました。
また、内部成長戦略の一つとして、収益向上及び競争力強化などを目的に戦略的CAPEXを実行しています。成長期待の高いホテルを選別し、客室やレストラン等の売上の増加を企図した戦略的CAPEXを実行することで、改装によるホテル収益の向上を図りました。このような取組みの結果、投資法人が保有するホテルの業績について、2025年12月期中間期の変動賃料等導入28ホテルのRevPARは17,087円(前年同期比+17.0%)、GOPは12,922百万円(前年同期比+18.0%)となり、いずれも前年同期を大きく上回りました。
格付の方向性がポジティブに変更

2025年12月期中間期においては、2025年2月に、ヒルトン福岡シーホークの取得資金に充当するため、64,350百万円の新規借入れを行いました。当該借入れについては、借入期間を最長約7年とし、借入期間の長期化及び返済期限の分散を図りました。併せて、2025年12月期中間期に返済期日が到来した既存借入金について、合計8,000百万円の借入れを実行し、最長9年となる長期借入金による借換えを実現しました。うち4,400百万円については、グリーンローンによる借換えを行っています。なお、一連の資金調達のうち61,750百万円については、固定金利による借入れ又はスワップ契約締結による金利の固定化を実施し、固定金利比率の引き上げを図りました。
これにより、2025年12月期中間期末時点における有利子負債残高は269,581百万円、うち短期借入金1,000百万円、1年内返済予定の長期借入金39,830百万円、長期借入金194,851百万円、1年内償還予定の投資法人債5,800百万円、投資法人債28,100百万円となり、2025年12月期中間期末時価LTVは36.3%、2025年12月期中間期末時点における有利子負債総額に対する固定金利比率は76.8%となりました。2025年12月期中間期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:A、格付の方向性:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付の見通し:安定的
