2025年4月21日に日本都市ファンド投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,780円のところ2,808円で着地しました。
公募増資で4物件取得

2024年10月に実施した公募増資及び新規借入金により新規4物件(ユニモちはら台、Gビル神宮前10、JMFビル横浜港北01、JMFビル大阪福島02)、新規借入により新規1物件(JMFビル名古屋栄01)の計5物件を取得しました。加えて、住宅特化型私募REITである日神プライベートレジリート投資法人の投資口の追加取得も実施しました。また、2物件(イオンモール札幌苗穂の不動産信託受益権の準共有持分20%、イトーヨーカドー綱島店の不動産信託受益権の準共有持分60%)の売却を2025年2月期に完了しました。イオンモール札幌苗穂については、残りの準共有持分20%及び40%をそれぞれ2025年8月期及び2026年2月期に譲渡予定、また、イトーヨーカドー綱島店については、残りの準共有持分40%の譲渡を2025年3月3日付で完了しており、譲渡資金を活用した資産入替として2025年4月1日付でクロス向ヶ丘の取得が完了しています。更に、2025年1月24日付でコナミスポーツクラブ京橋の売却を決定しており、不動産信託受益権の準共有持分50%ずつを2026年2月期及び2026年8月期に譲渡予定です。このように、投資法人は資産の譲渡を通じて、売却益の還元及び譲渡資金の活用を積極的に推進しています。上記等の結果、2025年2月期末において、投資法人の運用資産は146物件、取得価格の総額1兆2,889億円、鑑定評価額の合計1兆4,738億円、総賃貸可能面積2,635,315.53㎡、テナント総数3,177、ポートフォリオ全体の稼働率は98.4%となりました。実績として営業収益46,315百万円、固定資産税及び資産運用報酬等の営業費用を控除した営業利益は22,117百万円、経常利益は19,800百万円、当期純利益は19,799百万円となりました。
増資も借入れも資金調達には懸念点は少ない

資金調達については、2024年10月に公募増資を実施し、新規物件取得のための資金調達を目的とした新投資口214,300口(オーバーアロットメントによる売出しに伴う第三者割当を含みます。)の発行を行い、19,666百万円の調達を行いました。この結果、2025年2月期末時点の発行済投資口の総口数は7,192,809口となっています。デットファイナンスについては、当期に返済期日を迎えた既存の借入金357.5億円及び2025年2月に償還期限を迎えた投資法人債70億円の償還資金に関して、その返済資金に充てるために同額の借入を行いました。また、2024年10月に、ユニモちはら台、Gビル神宮前10、JMFビル横浜港北01、JMFビル大阪福島02の取得資金の一部に充当するために370億円の借入を行い、2024年12月にJMFビル名古屋栄01の取得資金の一部に充当するために100億円の借入を行いました。これらの結果、投資法人の2025年2月期末の有利子負債残高は6,006億円、うち、短期借入金は213億円、長期借入金は5,358億円(グリーンローンを含む。)、投資法人債(グリーンボンドを含む。)は435億円となりました。2025年2月期末の長期負債比率については96.5%、固定金利比率については93.4%、LTVは45.4%となっています。
