2023年12月18日に星野リゾート・リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が8,400円のところ8,557円で着地しました。
ロードサイド22物件のオペレーター変更

2023年10月期の外部成長は、2023年6月1日付で三菱地所㈱からザ・ビー浅草(取得価格5,630百万円)及び芙蓉総合リース㈱からホテルビスタ松山(取得価格1,904百万円)の取得を行いました。保有するホテル・旅館において、安定した収益の確保を図るべく運用を行いました。投資法人の保有物件については、星野リゾートグループ、並びにその親会社及びその子会社を総称していいます。以下同じです。)が運営するホテル、旅館及び付帯施設及び、星野リゾートグループ以外のオペレーターが運営するホテル、旅館及び付帯施設(以下「星野リゾートグループ以外運営物件」といいます。)において、大阪・関西万博関連の需要増大を背景に関西エリアのホテル業績が大きく伸長しました。2025年11月に中国政府による訪日自粛要請を受け、ホテル業界全体で経済損失が懸念されていたものの、中国からの需要減少分については、台湾や韓国をはじめとした他国からのインバウンド需要が旺盛であったことにより、概ね補完されています。また、業績に連動した変動賃料が設定されたホテルの業績が好調であったことにより、ポートフォリオ全体の収益に寄与しました。これらの結果、2023年10月期の業績は、営業収益9,344百万円、営業利益4,855百万円、経常利益3,998百万円、当期純利益3,997百万円となりました。ポートフォリオ全体としては概ね堅調な運用実績を確保しました。
内部成長面での動きとしては、2023年10月24日にソラーレグループが運営する「チサンイン22物件」を、グリーンズの運営に、運営主体を切り替え、リブランドを行いました。リブランド後のブランドは、グリーンズが保有するコンフォートブランドのうち、「コンフォートイン」を検討しています。 株式会社グリーンズ(「グリーンズ」)は、45ヵ国7,400軒以上のホテルチェーンのグローバルブランドを擁する「チョイスブランド」と、60年以上のホテル運営実績をもつ「オリジナルブランド」とのシナジーで、幅広い事業展開を実現しています。
政策投資銀行を巻き込んだ資金調達で安全性をアピール

2023年10月期中に実施した投資口の発行又は投資法人債の発行等による資金調達はありませんでした。借入れについては2023年6月1日にホテルビスタ松山の取得資金として1,950百万円、ザ・ビー浅草の取得資金として5,740百万円、2023年9月20日に投資法人債の発行を行い1,000百万円の資金を調達しました。用途は既存ローンのリファイナンスに充当しています。最後に2023年10月31日同じくリファイナンスに充当する目的で6,400百万円の借入れを行いました。2023年10月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付けの見通し:安定的
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:A、格付けの見通し:安定的
GRESBリアルエステイト評価として「マネジメント・コンポーネント」と、保有物件での環境パフォーマンスやテナントとの取組み等を評価する「パフォーマンス・コンポーネント」の双方において優れた参加者であることを示す「グリーンスター」の評価を、4年連続で獲得しました。更に、ESG情報開示の充実度を測るGRESB開示評価においても、ESG情報開示の取組みが高く評価され、最上位の「Aレベル」の評価を3年連続で取得しました。
