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CREロジスティクスファンド投資法人・第19期(2025年12月期)決算・一口当たり分配金は3,883円

CREロジスティクス投資法人2025年12月期決算
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2026年2月17日にCREロジスティクスファンド投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,816円のところ3,883円で着地しました。
尚、利益超過分配金248円が含まれています。

目次

スポンサーの投資口取得でスポンサーへの依存度が増加

CREロジスティクス投資法人2025年12月期決算NOI推移

2025年12月期のCREロジスティクスファンド投資法人は、外部成長と内部成長の両面から収益基盤の強化に取り組みました。外部成長では、保有資産の収益性向上を目的とした資産入替を実施しました。具体的には、将来的な賃料増額余地が限定的であった「ロジスクエア狭山日高(準共有持分40%)」の一部売却を進める一方で、「厚木飯山南工場(底地)」を取得しました。取得物件には消費者物価指数(CPI)連動条項が導入されており、インフレ環境下でも賃料成長が期待できるほか、再開発ポテンシャルを有する立地特性を備えていることから、中長期的な収益力向上が見込まれています。

内部成長においては、賃料改定や設備投資を通じた収益拡大を積極的に推進しました。物流施設市場では需給環境の改善が進む中、契約更改時の賃料増額交渉を進め、高い賃料上昇率を実現しました。また、空調設備やLED照明の導入など戦略的な資本的支出を実施することで、テナント満足度の向上と収益性の改善を両立しています。こうした取り組みの結果、ポートフォリオ全体の稼働率は期末時点で99.9%と極めて高い水準を維持し、賃貸事業収益およびNOIの拡大につなげました。

財務基盤の強化と持続可能な運営体制の構築

CREロジスティクス投資法人2025年12月期決算LTV・DSCR推移

財務面では、金利上昇局面を見据えながら、負債コストの抑制と財務安定性の維持に取り組みました。2025年12月期末の有利子負債残高は699億円、LTVは44.6%となり、健全な財務水準を維持しています。また、借入先を17社に分散するとともに、長期固定金利を中心とした資金調達を継続し、金利変動リスクの低減を図りました。加えて、格付はR&Iで「A(安定的)」、JCRで「A+(ポジティブ)」を維持しており、信用力の高さを背景とした安定的な資金調達体制を確保しています。

さらに、資本効率向上を目的として自己投資口取得を継続的に実施するとともに、新たにNAV倍率を基準とした自己投資口取得プログラムを導入しました。また、スポンサーである㈱CREが投資口の追加取得を行い、投資法人へのサポート姿勢を一段と明確化しています。

サステナビリティ対応では、インフレ環境を踏まえた持続可能なポートフォリオ運営に注力しました。取得した厚木飯山南工場(底地)ではCPI連動型賃料を採用し、物価上昇に対応できる収益構造を整備しています。また、空調設備やLED照明の導入による省エネルギー化を進めることで、施設の競争力向上と環境負荷低減を両立しました。加えて、物流施設の長寿命化や快適性向上に資する設備投資を継続し、テナントとの長期的な関係構築を通じて持続可能な運営基盤の強化を図っています。

総括

2025年12月期のCREロジスティクスファンド投資法人は、物流不動産市場の堅調な需要を背景に、資産入替による外部成長と賃料増額・設備投資による内部成長を着実に推進しました。その結果、期末稼働率99.9%という高い稼働状況を維持しながら、営業収益47億62百万円、当期純利益22億29百万円を計上し、1口当たり分配金は3,883円となりました。

また、資本効率向上を意識した自己投資口取得や資産入替、金利上昇を見据えた財務運営など、投資主価値向上に向けた施策を積極的に展開しました。物流施設に対する需要は、EC市場の拡大やサプライチェーン高度化を背景に今後も底堅く推移することが見込まれており、同投資法人はスポンサーグループの総合力を活用しながら、安定的なキャッシュフローの創出と中長期的な投資主価値の向上を目指していく方針です。

CREロジスティクス投資法人2025年12月期決算

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