2023年6月15日にNTT都市開発リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,680円のところ3,216円で着地しました。
オフィスの稼働率は微減もスポンサー関連会社への賃貸は継続中

2023年4月期において投資法人は2023年3月14日にアーバンネット中野ビル(オフィスビル、取得価格6,400百万円)を取得しました。一方、2004年3月に取得した六番町ビルの信託受益権の一部(オフィスビル、取得価格3,930百万円)を売却し、1,471百万円の不動産等売却益を実現しました。この結果、2023年2023年4月期末の投資法人が保有する資産は、オフィスビル27物件、レジデンス32物件、優先出資証券1銘柄の計60物件であり、取得価格の総額は275,102百万円、用途別の投資比率はオフィスビル64.4%、レジデンス28.4%、その他(優先出資証券)7.2%となっています。また、優先出資証券を除いた59物件の稼働率は、2023年4月期でオフィスビルが前期末比1.5ポイント低下の94.5%、レジデンスが前期末比0.6ポイント低下の96.2%で、全体では前期末比1.2ポイント低下の95.1%となっています。上記のような運用の結果、2023年4月期の実績として営業収益12,346百万円、営業利益5,447百万円、経常利益5,007百万円、当期純利益5,007百万円を計上しました。
格付けの方向性はポジティブへ

資金の借入等については、2022年11月30日に、2015年12月8日に借り入れた長期借入金11,000百万円について、㈱あおぞら銀行を中心とする融資団より長期借入金11,000百万円による借換を行いました。2023年3月14日付で取得したアーバンネット中野ビルに係る不動産信託受益権の取得資金の一部に充当するため、三井住友信託銀行㈱から短期借入金として総額5,000百万円を借り入れました。
この結果、2023年4月の有利子負債総額は124,850百万円(内訳は短期借入金3,700百万円、長期借入金109,950百万円(1年内返済予定の長期借入金を含む。)及び投資法人債11,200百万円(1年内償還予定の投資法人債を含む。))となり、有利子負債総額中の長期有利子負債比率は97.0%となりました。2023年4月末時点で取得している格付けは以下の通りです。
・日本格付研究所(JCR)、発行体格付:AA-、格付の見通し:(ポジティブ)
