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いちごオフィスリート投資法人・第40期(2025年10月期)決算・一口当たり分配金は3,330円

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2025年12月15日にいちごオフィスリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,368円のところ3,330円で着地しました。

目次

都心6区および全物件の賃料単価が大きく上昇

いちごオフィスリート投資法人2025年10月期決算NOI推移

2025年10月期のいちごオフィスリートは、資産入替・心築CAPEX・自己投資口取得という3本柱を同時に進め、ポートフォリオの質向上と収益成長を両立させた期となりました。外部成長では、富山県富山市のオフィスビルを帳簿価額の2倍、鑑定評価額の1.5倍という極めて高い水準で売却し、約11億円の譲渡益を確保しています(「帳簿価額の2倍、鑑定評価額の1.5倍で売却しました。」)。売却資金は投資主還元と成長投資に充当され、2025年10月には東京都立川市の中規模オフィスの取得を決定し、12月に決済を完了しています。

内部成長では、いちご独自の心築CAPEXを積極的に展開し、賃料増額入替・増額改定を継続的に実現しました。新規成約の約90%が増額入替となり、平均増額率は+26.8%と高水準を維持しています(「増額入替件数44件」「平均増額率+26.8%」)。既存テナントの賃料改定でも減額改定はゼロで、平均増額率は+11.6%と前期を上回りました(「減額改定なし」「平均増額率+11.6%」)。心築CAPEXのROIは第1回平均約29%、第2回平均約24%と高い投資効率を示し、物件価値と収益力の双方を押し上げています。稼働率は期末97.5%と前期比で改善し、心築によるリーシング力強化がポートフォリオ全体のNOI成長に寄与しました。上記の運用の結果、2025年10月期の実績として営業収益9,271百万円、営業利益5,070百万円、経常利益4,172百万円、当期純利益4,171百万円を計上しました。

自己投資口16,969口を消却

いちごオフィスリート投資法人2025年10月期決算LTV・DSCR推移

財務面では、返済期限の到来する借入金に対し、既存取引銀行からの借入れにより着実に返済を進めつつ、心築CAPEX専用のコミットメント型タームローンに基づき881百万円の借入れを実行しました(「コミットメント型タームローン契約に基づき、881百万円の借入れを行いました。」)。平均借入金利は1.05%、平均借入期間は7.1年、金利固定化比率は88.3%と、金利上昇局面でも安定性を重視した財務運営を継続しています。また、2025年6〜9月にかけて自己投資口16,969口(1.1%)を取得・消却し、1口当たり分配金を+23円押し上げました(「自己投資口の取得 / 消却:16,969口」「1口当たり分配金への影響:+23円」)。投資主価値最大化に向けた資本政策として機能しています。2025年10月末時点で取得している格付けは以下の通りです。
・日本格付研究所(JCR)、発行体格付:A+、格付の見通し:(安定的)

サステナビリティでは、環境認証の取得を計画的に進め、2025年10月期には3物件でCASBEE Sランクを取得し、認証取得比率は38.6%まで上昇しました(「3物件にて最高評価のSランクを取得」)。中規模オフィスの環境性能向上を継続的に推進しています。

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