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いちごグリーンインフラ投資法人・第3期(2018年6月期)中間決算・一口当たり予想分配金は3,590円を予定

いちごグリーンインフラ投資法人2018年6月期中間決算
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2018年2月14日にいちごグリーンインフラ投資法人の中間決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,590円となっています。

目次

追加取得による規模拡大と全国分散ポートフォリオの深化

2018年6月中間期は、上場後の成長軌道をさらに確かなものとする外部成長が進展した期間でした。前期末に決定した山口県の2発電所の取得が2017年7月3日に完了し、ポートフォリオは15発電所へと拡大しました。資料には「山口県に所在する2発電所を自己資金及び新規借入れにより取得」と記載されており、地域分散の強化と収益基盤の拡充が明確に示されています。取得価格は合計1,469百万円、総パネル出力は29.43MWへと増加し、外部成長が発電量の底上げに寄与しました。

内部成長では、既存発電所の安定運用が継続し、全国分散の効果が中間期の発電量にも表れています。資料には「中間期末時点でのポートフォリオ全体の発電量はP50ベースの予想比+1%」と記載されており、季節変動や地域気象の差異を吸収する構造が機能していることがわかります。さらに、統合監視システムによるリアルタイム監視やストリング監視の導入により、故障の早期発見と発電ロスの最小化が図られています。こうした内部成長の取り組みが、安定した売電収入と収益の確保につながりました。

長期固定金利による安定財務と環境価値の継続的創出

財務面では、長期借入金のすべてを金利スワップにより固定化し、安定した資本構造を維持しています。資料には「長期借入金はすべて金利スワップにて固定化」と記載されており、FIT制度による20年間の固定売電価格と整合的な財務戦略が採用されています。2017年12月末時点の借入残高は7,336百万円、平均金利は0.771%と低水準で、追加取得を行いながらも財務の安定性を確保しています。LTVは59.9%とやや上昇したものの、資産拡大期として妥当な水準に収まっています。

サステナビリティ対応では、保有発電所が年間22,850トンのCO2削減効果を持ち、10,638世帯分の年間消費電力を賄う環境価値を創出しています。資料には「CO2削減量22,850トン」「世帯数換算年間発電量10,638世帯」と記載されており、環境負荷低減への貢献が定量的に示されています。また、各発電所は火災保険・地震保険・利益保険などを付保し、オペレーターによる最低賃料保証の仕組みにより、発電量の下振れリスクを抑制しています。こうした財務と環境の両面での安定性が、長期投資商品としての信頼性を高めています。

発電所拡充と運用高度化がもたらした収益安定化と成長基盤の強化

2018年6月中間期は、発電所の追加取得と運用高度化が収益の安定化に直結した期でした。営業収益は548百万円、営業利益は122百万円、中間純利益は64百万円と、いずれも中間期予想を上回る結果となりました。資料には「当期純利益は中間期予想比20.3%増の64百万円」と記載されており、外部成長と内部成長の双方が利益押し上げに寄与したことが示されています。

また、発電量は前年同期比で15.6%増加し、発電所数の増加が収益基盤の拡大に直結しました。全国に分散した発電所の構成は、季節変動や地域気象の差異を平準化し、安定した売電収入を確保するうえで大きな役割を果たしています。さらに、統合監視システムやストリング監視などの高度技術を活用した運用体制が、長期的な資産価値の維持と収益安定化を支えています。

総じて、当中間期は、資産規模の拡大と運用技術の深化が両輪となり、長期的な成長基盤を強化した期間であったといえます。通期決算に向けて、安定した発電量と収益の積み上げが期待される状況が整っており、グリーンインフラ投資の特性を活かした持続的成長が見込まれます。

いちごグリーンインフラ投資法人2018年6月期中間決算

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