2025年3月14日にいちごホテルリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が9,009円のところ10,125円で着地しました。
売却益を全額分配金に回す決断は◎

2025年1月期は北海道札幌市のホテル1物件を帳簿価額の2.2倍、直近の鑑定評価額の1.7倍で売却し、また広島県広島市のホテル1物件を帳簿価額の1.2倍で売却致しました。これにより、得られた売却益は全額分配すると共に、回収した資金を活用し、福岡県福岡市博多区のホテル1物件を取得するなど資産の入替を致しました。この取り組みの結果、2025年1月期末時点において、物件数は29物件、取得価格の合計は68,803百万円、発行済投資口の総口数は327,489口となっています。投資法人が保有するホテルにおいては、安定したビジネス需要に加え、スポーツイベントやコンサートなどの国内需要が堅調に推移し、またインバウンド旅行者の更なる増加などにより前期から高い需要傾向が継続しているとしています。
第19期を迎えた2025年1月期は、国内の安定した宿泊需要に加え、円安の影響を背景にインバウンド旅行者も新型コロナウィルス感染症COVID-19拡大前の2019年を超え、宿泊需要は一層高まりました。一方、ここ数年国内の物価や人件費の上昇も継続し、ホテル運営面において引き続き影響を受けております。投資法人としましては、ホテルテナントの運営状況を注視すると共に、更なるホテル需要の高まりを見据え、より高い収益が望める宿泊施設となるよう新たなCAPEX投資の検討、ホテル運営会社の選定などの対応を検討・実施していくようです。2025年1月期の実績として営業収益5,230百万円、営業利益3,645百万円、経常利益3,316百万円、当期純利益3,315百万円を計上しました。
サスティナビリティに取り組んでいるようだがグリーンローン等の取り組みはしない

中長期に亘り安定した収益の確保と運用資産の規模の着実な成長及び運用の安定性を優先し、資金調達環境の動向を注視しつつ、借入金利の固定化並びに借入期間の長期化及び分散化を図ってきたと述べています。既存借入金のリファイナンスについては、スポンサーサポートの活用や取引金融機関と良好な関係を維持しながら、確実な借換えの実現に取り組むと共に、借入コストの抑制に努めていくとしています。2025年1月期においては、2024年11月に返済期限の到来した借入金(合計3,000百万円)の返済資金として、同月に既存取引銀行から借入れ(合計3,000百万円)を行いました。この結果、2025年1月期末の借入金残高は32,470百万円となり、LTVは41.4%となりました。
